職業のイメージ | オープングラス社長blog

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ていねいな仕事で笑顔を生み出す!
上手な美容師である前に優しい美容師である!

横浜でそんな美容室を目指して頑張っています。

美容室と理容室。
無意識のうちに比較していることってありません?

その時、大抵の場合、
美容室=オシャレ
理容室=ダサい

みたいなイメージで表現されることがほとんどで、
その逆で表現されることは実際、少ないと感じます

「そのカット失敗じゃね? 床屋行っただろ!」
「お前の頭なんか、床屋で充分だよ(笑)」

僕は美容師です。
でも、正直、この類の表現には心が痛みます。
言ってる人たちに悪気がないのは承知してます。
だから、腹が立つとか、一言、言ってやりたいとかは
全く思いません。
ただ、心が痛むんです。

なぜなら、実家(父親)が理容室(師)だから。
僕がこうやって都会で美容室を経営してられるのも
他でもない、父が腕一本で修行中だった僕をサポート
してくれたから。

高校生のとき、美容師になりたいと伝えたとき、
「これからは理容より美容の方が延びるだろ。がんばれ
よ」と認めてくれたのも理容師の父でした。
もしかしたら、同じ理容の道に進んで欲しかったのかもし
れません。

父は今年66歳。
今も倉敷で現役バリバリで毎日お店に立っています。
カットのスピードは僕が見てもかなり早い。
もしかしたらかなわないんじゃないかと思うくらい。
そりゃそうだ。 父はキャリア50年余り。
僕はたかだか17年。  勝てませんよ。

その技術で僕と兄を育ててくれた。
父が髪を切る仕事をしていたから、美容師になろうと思った。

僕のルーツは間違いなく理容です。
(じゃあなんで理容師にならなかったんだって言われそうですが)

とにかく、理容師も美容師もハサミを使って、お客様をキレイにす
るという根本は同じです。

そんなことを感じてる男がいるなって思っていただければ幸いです。