世界柔道 | オープングラス社長blog

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横浜でそんな美容室を目指して頑張っています。

昨夜世界柔道に見入ってしまった。
前々から楽しみにしていたわけでもなかったが、たまたまテレビを付けた
ら放送していたので最後まで釘付けでした。

結果、男子90~100kg級の鈴木 桂治選手が見事金メダル!
男子100kg超級の棟田 康幸選手と女子70~78kg級の中澤 さえ選手が銀メダル。
そして女子78kg超級の塚田 真希選手が銅メダルを獲得とみなさんすばらしい活躍を
されていました。

この大会にかける思いが画面からヒシヒシと伝わってくるような戦いで、
まさに『気迫』を感じ取れました。
私も一時は器械体操でオリンピックを目指していた時期もあるので、この
晴れ舞台の裏に延々と厳しい練習や逃げ出したくなるような挫折を何度と
なく味わってきたのが何となく分かります。

今回非常に興味深かったのが、試合終了後の各選手達のコメントです。
惜しくも金メダルに手が届かなかった選手は一様に詰めの弱さと精神力
の甘さをコメントされていました。
世界の2位や3位ですよ!?
飛び跳ねて喜んでもいいと思いません??
でもよく聞いていると理解できることがたくさんありました。

この選手の方達は最初から金メダルを獲りに行ってたんだなって。

狙いが金メダルだったから銀メダルや銅メダルでは満足出来ない。
なぜ今回金メダルが獲れなかったのか?


もちろん快挙で賞賛されるべき結果でしょう。
ただ角度を変えて見るとゴールがどこにあったのか?が違うことに気付きます。

県大会に出場すること。
全日本の舞台に立つこと。
世界柔道の代表選手に選ばれること。
世界チャンピオンになること。

結果は何かしら付いてきます。 それは変えられない事実です。
ただ、ゴールがどこにあったかでその結果の意味は大きく変わるでしょう。
他人が認めてくれることで自信や、さらなるやる気が出るのも分かります。
けど大切なのは『自分がどうなりたいのか?』でしょう。

明確なゴールを持つと目の前のささいな出来事(悪いこと)は気にならなく
なります。 経験上、確信しています。
この「明確なゴール」が見えなくなっている時ほど「目の前のささいな出来事」
がとてつもなく大きくのしかかってくるんです。

マイナス思考
「やってらんね~」 
「クリアすんのは絶対無理」
「どうせやっても意味が無い」

プラス思考
「やってやる!」
「どうやればクリアできるか?」
「意味が無いなんてことは無い。その意味を見つけてやる」


「数学の先生が嫌いだから数学は勉強しない」
学生の頃よく言ったり聞いたりしたセリフですが、これは嫌いな
先生への『あてつけ』的な意味があったのでしょう。
実際はどうでしょうか?
その先生と過ごす時間は3年間、自分の人生はまぁ80年程としたら?
嫌いな先生のために77年は数学の知識が乏しいってなりますよね?
ゴールに対して必要ないからしないのか?
先生がきらいだからしないのか? 

なんか話が世界柔道からだいぶそれましたが、彼らのコメントからは
明確なゴールと偽りない心を垣間見ることができ、そして現状の自分
を顧みることが出来たので綴ってみました。


「明確なゴール」を持ち「雑音に流されず」「冷静な選択」をして
進んで行きたいと思いました。