激戦区 | オープングラス社長blog

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ていねいな仕事で笑顔を生み出す!
上手な美容師である前に優しい美容師である!

横浜でそんな美容室を目指して頑張っています。

よくお客様から
「この辺は美容室がたくさんあって激戦区だね~」
と言われます。

確かにroughのある横浜駅西口(東急ハンズ近辺)はここ数年で急激に
サロン数が増え、各ビルに1つは美容室がテナントで入っている状態です。

7年前にオープンした時は
「ここら辺ってほんと美容室が少ないよね~」って言われてたのがウソのようです。
でも「はやくここら辺が美容室でいっぱいになればいいな~」と願っていたのは
事実で、逆に言えば歓迎することでさえあるんです。

ただ『美容室が多い=激戦区』って事じゃないんじゃないかなって思うんです。
確かに件数は多いとしても、経営方針やターゲットとしているお客様が違うサロン
がいくら近くにあってもroughにとってはライバルではないって事です。
なので『近隣の全ての美容室=ライバル店』ではないのです。
『経営方針やターゲットの違う美容室』が増えても、直接roughに影響が生じる
可能性は極めて低いのです。



こんな話を聞きました。
箱根の温泉宿。一泊二日で25000円

さて、この温泉宿のライバルはどこでしょうか?

同じ箱根町の違う宿か?
熱海の温泉か?
修善寺か? 伊豆か?...........

これはあくまで温泉宿を業としている人の目線です。
「となりの宿より料理の素材にこだわっている。」
「熱海の温泉より泉質がいい。」
もちろん大切な事だし、プライドを持つべき点である事は確かでしょう。


ではユーザー目線でいくと?
「箱根で一泊二日で25000円か~。 なら韓国一泊二日の方が良くね~?」

こう考える人は少なくないはずです。(韓国はあくまで例ですよ...)

つまり箱根の温泉宿のライバルはこの場合、熱海でも伊豆でもなく、
「25000円、一泊二日」で行ける場所ということになるのです。


こう考えると、roughのライバルは近隣のサロンではなく、リラックス&リフレッシュ
を得る為にお金を支払う場所ということになりますね。

それはエステ? マッサージ? ネイルサロン? 
たくさんありますね。


この考えが正しいと言い切っている訳ではありません。
視野を広く持ち美容業に携わって行きたいと思っているのです。

今後さらにroughの周りに美容室が増えていくでしょう。
それでもOPENGRASSは近隣の美容室だけではなく、本質を見つめた経営をして
行きたいと思いました。