自然治癒力というものを考える上で、私の経験上、最も重要な要素は、

「あるがままの自然の自分の生命力からの補給路が保たれているか?」 ということです。


 その補給路は、日常的な感覚として、精神的肉体的に、どんなに細くてもいいのです。

つまり、砂漠のど真ん中で、迷子になりそうになっても、たとえどんなに細い手がかりでも、人家の方へのルートの手がかりが、

たとえわずかでも確かなものがあれば、その全体の方角の可能性に対しての360度に対して、わずか1度か2度の方角の特定が出来、そのことによって精神的な安心感が保たれます。


 しかし、その人家の方への手がかりが、全く失ってしまうか、極めて不確かになってしまうと、その迷い検討しなければならない角度は360度になってしまうのです。このわずかに補給路があるか、全くないかの、「一見ほんのわずかの違いのような差」は

実は、1対360 なのです。この差の実質的、かつ実利的な違いを、体感的な感覚をもってしっかりつかむかどうかは、その自然治癒力を保ち、高める上で極めて重要な要素になると思われます。


 たとえば、ある有名なニュースキャスターが、胃癌になって亡くなられましたが、彼は、その手術をした時も、強く仕事への復帰をめざしていたといいます。そして、その姿勢は、仕事に対する情熱として美談になっています。このようなケースは、癌などに侵された人々によく見られる傾向です。しかし、もし、仕事や社会的な自分の名誉や価値よりも、自分の体の健康ということを優先するなら、これは、とんでもない間違った姿勢といえます。かれは、ニュースキャスターとして、毎日睡眠時間が、3時間とか4時間の生活を続けていました。


 もし、もっとも健康に留意した人生の方を選択するなら、体が、前述した「あるがままの自然の自分の生命力からの補給路が保たれているか?」 という意味において、その補給路が断たれていると理解し、直ちに、人生の進路をコペルニクス的転回で、180度展開し、たとえば1つの例として、どこかの山村の農家の空家を購入し、自然のままの生活、十分な睡眠と、そして無理のない自分の能力にあった労働から得られる収入の中でゆったりと生活することを選択すべきではないだろうか?


おそらく、その時、たとえば、自然治癒力を高める、ごく一般的な食事などに留意し生活すれば、私の考えでは、この癌は、末期癌的な体の本来の臓器を摘出するような手術なしに、相当の確率で、自然治癒できたものと推察されます。


 つまり、もう少し、この補給路が完全に断たれている状況とうものを分析すれば、そこでは、これは私の自論ですが「精神の第二次緊張」というものが発生しているものと思われます。この造語は、私が、電気における第二次電流にヒントを得て考えたものです。第二次電流とは、電源からのポイントを一旦断つと、そこに一瞬、さらに電圧の高い第二次電流が発生するというメカニズムで、自動車などのプラグは、このメカニズムを利用しているものであり、人類が広くその恩恵を受けているものです。


 つまり、電流という補給路を、一旦断つと、そこではそれ以前よりも増したエネルギーが生じるということです。つまり、この

人間のあるがままの自然の力のエネルギーを一旦断つと、ある種、その本来のエネルギーよりも大きいエネルギーが生じているのです。それは、精神の第二次緊張と呼ぶべきものであり、人間の場合それは好ましいものではありません。つまり、精神的な不安や恐怖、そして体の緊張などのエネルギーが倍化するのです。(もっとも、天才と言われる人々は、時折、自分の健康などを犠牲にして、その不安や緊張力を利用して、常人ではなし得ない人生の作業をする場合もありますがー)


 このことは、砂漠で迷子になった時のことを考えればよく理解できるでしょう。つまり、完全に人家へのルートへの手がかりが断たれると、最悪、その方角と全く逆の方角に歩き始めることになり、その場合、実利的な効果では、まさに第二次緊張という事態と言えます。


 話は、戻りますが、本当に健康のことを考えるなら、そのように180度進路を転換してでも、明らかに、自然の自分の生命力からの補給路を、精神も肉体も、体感的に感じる所に自分の身を置くようにすることが、必須条件となります。そして、それを体得したら、もう一度、今度は自分の人生をポジティブに設計しなおし、そして、もう一度「多少能力を超過するに近いぎりぎりの目標を再設定する」ことが、これも必須条件かと思われます。


 つまり、すべての生物は、いままで言ってきた、その自然の生命力に帰還するという方向とは矛盾するかもしれませんが、もし、その自然の生命力と補給路が保たれているなら、ある前向きな目標をかかげると、その目標を達成しようとして、私のこれも自論ですが「後天的進化」が起こるのです。つまり、ただ、自然のあるがままの生活になっただけでは、その癌は、まだ回復しないかもしれません。しかし、その山村の農家を購入した段階で、今度は、自分の能力にあった中での、最大の目標をしっかりと立てるのです。たとえば、水田を何ヘクタールも栽培する農業を目指すとかー


 そうすると、その時、体は、自然の生命力からの補給路を確保して上での、新たな目標をクリアーしようとして、後天的進化が起こり、奇跡的な自然治癒力が働き、癌は治癒されるのではないでしょうか?


つまり、ここまでの過程をまとめると、次のようになります。


1、 まず、自分のあるがままの自然の生命力からのエネルギーの補給路を、体感的に感じられる所まで、自分の人生を再構築

   し、心身の第二次緊張を解消する。

2、 その上で、その補給路を感じれる中で、最大規模の実現可能な目標を設定しなおし、それを意識し、人間の「後天的進化」の

   治癒力を最大限高める

3、 ごく一般的な、免疫力を高める食材を食す。(例) ニンニク、まいたけ、シイタケ、長芋、ニガウリなど

4、 ごく一般的な、規則正しい生活と、前向きで明るい性格を保てる生活をする。


     ということになります。これを「超自然治癒力の方程式」すなわち「フェニックス・ホモエスターシス・システム」と名づけましょう。もし、私のこの記事を読んだ方の中で、重篤な癌に罹患した人がおられましたら、ぜひ確かめてみて下さい。奇跡が起こるかもしれません。その確率は少なくも10%とか20%はあると思います。