「最終の心理学」

 これは、特に意識はしていませんでしたが、私の日記の中で、自然に私が言い始めた私自身の「座右の銘」に、事実上にして、自動的になってしまったというちょっとしたお笑い話です。


 つまり、青臭い青春の頃から、自分の理想や現実、そして様々な欠点や愚行との葛藤の中で、様々な心理学的な模索をし、自分に言い聞かせてきました。そして、今度こそ、この心理学的概念や考え方で、自分をコントロール出来ると思い込み、日記の書面に時には、赤書きで「最終の心理学」と書きながら、時にはみずからの勝利の祝杯をあげるために、わざわざ飲み歩いたりしながら、しかし、それ以来私の日記上に何度この「最終の心理学」という言葉が踊っていることかー


 その何度も使用される語彙という意味で、事実上「座右の銘」化してしまっています。しかし、これは私だけではなく、多くの人に見られる傾向ではないでしょうか。そして、青春とは、人生とは、そして人間の向上とは、この自分にとっての「最終の心理学」を更新していくことではないでしょうかーと言い訳させて下さい。