つまり
人生を修行と考えるなら
死の一秒手前まで手遅れということはない
死の瞬間までに今生においてどこまで修行したかであり
どれだけ自分の愚かさを改善出来たかである
自らの最大の観客は自らであり
自らの人生の最大の評価者も自らである
無名ということが大事であり
三流、四流ということが大事であり
三流、四流の人間なくして
一流もまたあり得ない
人類のいかなる一流人間も
三流四流人間の
苦しみ、愚かさ、時には罪を
決して振り切ることはできない
たとえ自分が四流人間であっても
そのありのままの自分を
正確に原点として見るということが大事であり
そこから
人知れぬところで一歩でも二歩でも前進
させることの意味を悟ることが
修行者である
その意味では
すべての人間が一人の例外もなく
修行者たりえることになり
一人の例外もなく
その人生は評価に値する
たとえその修行の
どの途上で行き倒れたとしてもー
尾根先紅野