歌手の本田美奈子や忌野清四郎がリンパ系の癌で

亡くなった


この二人に対しての私の共通の印象が

妙に気になる


というのは本田美奈子の歌の

あのものすごい息の長い

一息で何分も声を出し続ける歌い方について

率直な第一印象として

よくあの細い体で どこからそのエネルギーが

出でくるのか 相当に体に無理をかけているのでは

ないかという印象であった


忌野清四郎についても

あの激しいロックの歌い方を

支えるには

第一印象として体が少し弱いという

印象であった


自分も時折 歌を歌うときがあるが

息がなかなか続かず

音程が下がってしまうときがあり

その音程を維持するには

相当に息を一気に吸い込み

空気量を確保する必要があり

それを無理すると

まさに酸欠状態のようになる時がある


おそらくこの二人の歌手の体では

その酸欠状態に近い無理が

重なっていたのではないかと推察される


その知見から推察されるもう一つの事例は

美空ひばりである

美空ひばりの偉大な所は

どのような歌であれ

その音程と迫力が維持されるという所にあった


普通我々だと

好きな歌には力が湧いて

音程を維持できるが

たとえばレコードのB面のような歌には

その音程の維持が難しい場合があるが

美空ひばりはどのような歌であれ

音程と迫力がその歌の末尾まで

維持されるというのが特徴であった


が それゆえにか

きわめてまれな肺の病気でなくなったのである


このようなアーティストは

その表現そのものに命をかけているので

やむをえないところがあるが

われわれ凡人が このことから学ぶことは

「明らかにその体力と解離するような

無理のある活動は免疫力を極端におとす

可能性がある」ということを学ぶところである