この詩は、草木自身のポエムであって、私の詩ではありません。  最終的には85編位をアップする予定ですが、その中の四季を通してだいたい20編以上読んでいただくと、自然の懐に抱かれて2、3年生活したと同じミラクルな安らぎが訪れるでしょう。  そして、たとえ大都会の中に住んでいても、少しでも自然がある所ならば、いつどこにでもそれと同じやすらぎを見出せるようになり、日常の相対関係に左右される不安と焦燥から、一時的にでも大自然の優しさに絶対的に身をあずけられることによる安堵感と開放感に浸ることが出来るでしょう。   また、人間の恣意をはさまない草木自身の平易なポエムの英訳により、比較的簡単に英語を学ぶことが出来るかもしれません。 

In the Name of Poems of Trees and Plants



雪の上に雨が降る          根先


昨日降った春先の雪

その上に 今日は雨が降る

わずかの風にも

その方向を変えるような 小粒の雨

絶えることなく 静かに降り続ける

林の横の広い畑の

薄い皮膜のような

わずか数センチの雪が

今日は

はがされていく



Rain Falling on the Snow



Today

Rain is falling

On the early spring snow

That fell yesterday.

Rain is drizzling

In misty particles so small

It may change its course

At a slightest hint of breeze.

The rain keeps falling

Incessantly and

Quietly.

A couple of centimeters of snow,

Which is now only a thin film

Over the wide fields by a grove,

Is being peeled off

By a drizzling rain

Today




英訳   トム・平松