最近、ほとんどブログを更新していなかったのですが…

ここ数日のアクセス数の多さに驚いています(((゜д゜;)))

『エリザベート』…やはり注目度の高い作品なのですね


あの衝撃発表から数日…

少しずつではありますが冷静になってきました

が、最後にして最大の愚痴ブログになってしまいました

個人的な思いです、ご了承ください


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自分的には山口祐一郎さんと石川禅さんは残ると思ってました

『レディべス』という作品を東京で観た時は非常に迷作でしたが

帰省がてら大阪公演を観たら、とても良くなっていてビックリしたんです

で、その結末が気になってヽ(;´ω`)ノ

名古屋の千秋楽を観に行ってしまいました汗

まさに迷作が名作に…一つの作品に仕上がってました

その中で花總さんと山口さん、禅さん、とのお芝居がとても良かったんです

だからべスは若い役だから仕方がないけど

別の作品ではガッツリ組んだ姿を見たいなと思った訳です

『レディべス』も主要キャストは20代で

なぜに花總さんが その中に ほりこまれたのか???

東京ではその意図が読み取れませんでしたが

名古屋で見たときに平野さんのべスが花總さんに似た演技になっていて

千秋楽なのに新人公演を観ているような気持ちになったのですが

東京では個性が全然違うべスだったのに

長い公演期間を経て辿り着いた結果を観た時に

この作品の初演を仕上げるため&若手育成には

花總さんは必要な人だったんだなという結論に至りました


そして、エリザベートです
改めてキャストを見渡すとほんと、若返りましたね~

なんで???と考えてみたところ

今回のエリザベートのキャストも、、、

その背景がべスと めっちゃかぶってしまう訳です( ̄_ ̄ i)


ぶちゃっけトートは

個性があってカッコよくて、なおかつ歌える人なら良し


でもフランツ・ヨーゼフは…結構重要人物だと思うのです

物語の旨みが増すか薄まるかはこの役で決まります

エリザベートと一緒に歳をとっていく役だというだけでなく

お芝居の呼吸や風格が合わないとチグハグになります


改めてDVDを見ると、宝塚初演が成功したのは

高嶺ふぶきさんのフランツの素晴らしさ、包容力と

エリザベートとフランツのお芝居の相性が良かったことも

大きな要因だと思うのです

そこで、今回のフランツ役のお2人ですが、、、

自分的にはまだ未知数でどうなるのか読めませんあせる

ただ2人とも素敵なので楽しみではあります


共演者との年齢的なバランスから考えたら

蘭乃はなさんの方が等身大で臨めるし

挑戦者として体当たりで演じられる分、有利であるといえるでしょう

蘭乃さんがエリザベートだったら

山口さん、禅さん、との組合せは考えられないです汗

だから卒業も仕方なし、、と思われます。(´д`lll)


すでに宝塚退団公演の『エリザベート』から

女優として着々と準備を始めている蘭乃さんです

退団公演から歌が急に上手くなったとの評価もありますが

おそらく宝塚の裏声歌唱より

地声歌唱の方が彼女には合っていたのだと思う

これからの数ヶ月でさらに歌唱の準備も出来ると思うし

お稽古では花總さんというお手本を見ながら、自分のシシィを作り上げる

客観的に見ると何から何まで揃った

女優お披露目公演になります( ̄□ ̄;)

まだ20代後半、10年後でも30代です

このチャンスをモノにしたら

もしかしたら、、数年後にはレディべスもエリザベートも

彼女のものになっていたりして叫び

数年後に退団したトップスターと肩を並べてシシィをやっているかも

とても想像ができませんが(=◇=;)

このオファーを引き受けた強靭なハートを思えば、ありえなくガーン

壮大な女優人生のスタートになりますね汗




が、、、しかし、、、




そこまでのダイヤモンドの原石なのか、、未知数すぎて

少なくとも私は今のところは感じられません汗


蘭乃さんは素敵なジェンヌさんでしたし

蘭寿とむさんの男役が好きでよく見てて、その相手役さんという認識でした

宝塚時代は『オーシャンズ11』の蘭乃さんの演技が好きでした

その演技を見た時に娘役より女優の方が合ってる人かもと思ったし

自分のイメージでは高貴な役よりも

現代的な役の方が向いてるかな、、と思ってました

娘役さんだから引き立て役じゃないといけないとも思いませんし

これから女優として活躍される事も素敵だと思います


ただ、この出来すぎたシンデレラストーリーに驚愕すると共に

そのストーリーのヒロインとして相応しいか??と聞かれたら

分不相応だと思ってしまうのが本音としてあり

その違和感を払拭できないのがモヤモヤの原因だと思います


宝塚の世界では仕方がないと諦めるビックリ人事を

外部の東宝さんでもお目見えするとは(=◇=;)

なんとも言えぬ失望感…


若い役者さんを育てたいのは分かります、、が、、、

他にも適任者がいたのではないか??と思わざるをえません

同じエリザベートを経験した娘役OGさん

例えば、白羽さん、大鳥さんとどこが違ったのでしょうか???

今まで一路さんをはじめ、そうそうたるトップスターがつとめた役

花總さんも宝塚時代に大変苦しまれた役です

それを退団公演&女優デビュー公演でやってしまえる強運の持ち主

その春一番のような爽やかさに驚愕しています∑(゚Д゚)


最大の懸念として、宝塚時代の印象として

蘭乃さんは高貴な役をすると花總さんにソックリな顔、演技になる事です

退団公演のエリザベートでも似てる、、という声をよく耳にしました

卒業して女優として主役をやるわけだし

このチャンスをうけて蘭乃さん本来の女優魂に火がつく事は間違いなし

きっと宝塚時代を知っている人がみたら驚くような出来だと思うし

とても評価が高まる事と思います

誰に遠慮もなくイキイキと演技されるなかで

蘭乃さんらしい個性がでてくる事を願っています

心配しなくてもきっと個性を存分に発揮されると思いますが(;´▽`A``一応


゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚


注目度や話題性では花總さんの方がリードしているように見えて
圧倒的に不利な面もあると思います

でも、役に入れば年齢は関係ない人なので
エリザベートでも素敵な世界観を築いてくれると思います

花總さんは その若さと没頭力で

若手とベテランの間を縦横無尽に行き来できる奇跡の人あせる

まさに老若男女なんでも来い、な勢いです

東宝さんは育成的な役割を求めているのでしょうか??

が、育成係だけで終わるはずがないビックリマーク

宝塚時代の後半は とりつかれた様に娘役に徹し

夢の世界に没頭しすぎて、女優としての時を失いました

でも、その分、人間として酸いも甘いも経験し

自分がやりたい事に気付いて現実の世界に帰ってきた人です

本格復帰から3作目…

どんどん女優細胞が蘇ってると感じますΣ(~∀~||;)

腹をくくった女は強い!!

まさにスターとして

これからはどんどん君臨していただきたく

すべての邪念や周りの思惑を蹴散らして

エリザベートに邁進していただきたいと思います


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最後に一言

世代交代も分かるよ、、でもね

何でも若けりゃいいってもんじゃないでしょ、東宝さん!!

と、叫んで終わりにしたいと思います\(゜□゜)/


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結局冷静さを欠いた文章になってしまいました(=◇=;)

こんなにブログを書いてしまうなんて、ほんとに衝撃大の出来事でした

数日に渡る壮大な愚痴を大変失礼しました

これで もやもやを一旦終わりにして

さらなるキャストの発表を待ちたいと思います