好きなジブリ映画は?
と聞かれたら
「魔女の宅急便」と「千と千尋の神隠し」
です。

そんなわけで「魔女の宅急便」を本棚から引っ張り出して観ました。
まず、キキのお家がとっても好きなんです。
緑に囲まれていて、そんな家の中でキキのお母さんが実験器具みたいなのを使いながらお薬を調合している。

自分の実家も竹山が裏にあって毎春タケノコ掘りをしたり、ふきのとうがあったりして季節になると母がたくさん料理を作ってくれました。また、ローズマリーやミントなどのハーブ類を母が摘んできて料理にちょっと入れたり。
ガーデニングが好きだった母のおかげで庭にはたくさんの花が季節を問わずに咲いていました。すずらんの花やキンモクセイが特に好きだったなあ。
私はそんな緑に囲まれた庭で探検をしたり、花に水やりをしてるのか水浴びをしてるのかって感じでホースから出るシャワーで虹を作ってみたり。

キキのお家を見ると実家を思い出します( ̄ー ̄)


魔女の宅急便は風景の描写がとにかく美しくて、あー東京からしばらく離れてこういう眺めのいいところにしばらく滞在したいなあという気持ちになりますね。
久石譲さんの音楽も伸びやかでワクワクして駆け出したくなります。

ーー落ち込むこともあるけれど、私、この街が好きです。

キキのこのセリフ、私は一番この映画で好きなところなんです。
引き寄せの法則とか、スピリチュアルとか、悟りとか、いろいろな本を本当に読んできて、その度にポジティブポジティブって馬鹿の一つ覚えみたいに言ってたんですけど、最近、別に落ち込むことがあっても、それは気分のムラはまあしょうがないよねというか。
落ち込むこととか悲しいこととかムカつくことって、まあ生きてるうちにはあるんだけどさ、その気持ちは多分そのうちまた変わるだろうからレットイットビーみたいなのんびりした思考でいいのかなあと最近気持ちが変化してきました。