職業訓練の中身って…(4) | オープンソース研修部のブログ
職業訓練の中身って…(3) のつづき

こんにちは。オープンソース研修部スタッフのヒラセです。

…まじめな文章を書くのは気を使いますねぇ(笑)
私、根が体育会系であるとともに、
マジメがなかなか苦手です(^_^;)

もちろん必要なことはマジメにこなしますよ?

だけど訓練の中では、なるべく砕けた話も入れるようにしています。
メリハリってやつですね。

さて本題です。

訓練では時間に限りのある中で
必要な知識を得てもらわなくてはいけないので、
カリキュラムの中身にはずいぶん頭を悩ませます。

習得スピードには個人差があるもので、
とくにプログラムのような特殊な分野は
個人差が顕著にあらわれると思います。

平均的なスピードでカリキュラムを設定したとしても
やはり理解が遅れ気味になる人も出てきますが、
それはある意味、自然なこと。

けれど、プログラムを覚えていくステップは
階段ではなく、塔を建てていくイメージ。

階段だったら2段飛ばしとか出来そうですが、
塔ですから、1つ1つ基礎を組んでから
その上に次のステップが重なっていく感じです。
1つだって省略できません。

1つ理解できないものがあれば、
次のステップはその基礎を元にした内容なので
さらにわからない、という事態に陥ります。

そうならないように、わかりづらい部分は
なるべく噛み砕いて解説して理解できるよう
こちらも最大限努力するようにしています。

その一方で、
よくわからないながらもがむしゃらに勉強していたら
ある時突然、目の前の霧が晴れたように
これまでのあいまいな部分が一気に理解できるようになった
という場合もあります。

どちらにしても個々人の努力は必要で
私たちは、その努力の手助けをすることしか
できません。

(つづく)