青の炎 貴志祐介
１０年くらい前の小説です
ミステリーだけど 切ない青春～な恋愛もあり
いったい どのジャンル？みたいなストーリー
嵐のニノ主演で映画化にもなった
でも 映画 観てない 苦笑
昨日の記事に 炎色反応っての まな板の上に
乗せてみたんだけど
炎色反応 ＝ 赤い火に 何かの物質を近づけると
(ナトリウムとか）
赤から → 紫(ライラック）に変容する様
これを ライラックの炎と 記しましたが
オーラソーマの色の理解でも
ヴァイオレットは 変容のエネルギーがあると
言われています
何かから 何かに 移行して 変化していく様
に 存在する色
この炎色反応で 思い出したのが
この 青の炎
お話は っと・・・
主人公 １７才の少年
母 妹と ささやかな平和な生活してるんですが
ここへ 過去 母をDVに追い込んだ
酒 女 ギャンブルに溺れる どーしょーもない 継父が
再び 転がり込むんですね～
またしても 家で暴れる 所謂 DV三昧
母は怖いから 言いなり
妹も 怯える
警察や弁護士に頼るわけですが・・・
思うように動いてくれない
母も 頼りない(はっきりしない・・・）
では
母を 妹を守るのは １７才の自分しかいないと
いうことで
少年は完全犯罪(継父殺し）を企てる・・・
という 内容
で・・・ なんで 青の炎 か
青の炎とは
青い という 涼しげなイメージとは うらはらに
最も高温 高熱の火 という意味がある
火は → 赤 オレンジ的な イメージ
でありますが
怒りや感情が 最頂点に達すると 青くなるという
青のネガテイブな側面 理解として
冷淡 冷たい 憂鬱
というキーワードがある
逆に ポジティブな意味では
平和 自由 コミニケーション
このお話の少年は
最初は 継父に対して 小さな怒りが
誰も助けてくれない
警察も弁護士も そして 最愛の母でさえ
動いてくれない
という現実に直面した時に
家庭の平和を取り戻すために
冷静に 冷淡に 継父を殺害する方法しかないと
決断する
これが 青の炎 が 点灯した瞬間であります
赤 →ヴァイオレット(ライラック）→青
への 変容 の 理解です
彼は ただ 平和になりたかっただけ のとこであります
こういう ストレスから １７才の少年は
母に内緒で バーボンを日々飲むという
アルコール依存症
だから ブルーの憂鬱の理解もあれば
ブルーの補色である オレンジの依存も見え隠れするのと
オレンジの理解 壊れたものを元に戻すエネルギー
壊れたものを元に戻すために ブルーの冷淡な殺害を
決断する様も よくわかるし そういう心情
も見えてくるので 面白い
炎色反応 で ポジティブに変容していく様もあれば
このお話では あくまでも
平和のために
青の炎 を 燃やした少年のお話であります
結末が・・・ヒジョウに 切ないのでありますが
気になる方は 小説かDVDで見てみてね
結末は 内緒 ネタバレになっちゃうもんね～
うちの魔女書庫にも あったはず(小説）
今晩 あたり 再び 読み返すとすっか・・・
今日は お休みをいただいております
久しぶりに お子さまサービスDay
朝 早くから
どこか 連れてけ～～～
とこちらは 青ではなく 黄色い炎が
燃え出しておりますので
とりあえず・・・お出かけしてきます
では また
・・・・・・・・・・・・・
石川県かほく市
color and art Be Set Free