今年の2月から、娘と一緒に見続けている「世界名作劇場」
若草物語
私のあしながおじさん
小公女セーラ
小公子セディ
ペリーヌ物語
赤毛のアン
トム・ソーヤーの冒険
と、4ヶ月の間にすでに7年分の作品を見終わりました
なにせ一日あたりの視聴制限を設けず、no limitで見続けていますからね。。。
どれも本当に面白くて、教訓を得る内容ばかりで、母子共に名作劇場愛が止まらない!
そして、ただ今視聴しているのは「 ふしぎな島のフローネ 」。
これは本放送でも再放送でも見たことのなかった作品。
今まで評判を耳にしたこともなかったし、これが" ロビンソン漂流記 "を元にした作品だとも知らなかった
だから期待も一切していなかったのだけど、少し観てみて、その面白さにびっくり!!
全50話のうち、やっと半分見終わったところですが、自分の中では上記の7作品を凌ぐ最高作品にランクインしました
これは、
無人島に漂流した5人家族による、史上最強のサバイバル物語。
主人公は10歳の女の子のフローネですが、お兄ちゃんのフランツの存在感もしっかり出ているし、何より内容的に男の子にもオススメできる作品です
もっとも、神掛かった英知と冷静さを持つ、お父さんの存在感が素晴らしい
様々な教訓を含むのは当然ながら、子供にとってだけでなく、大人にとっても勉強になることがとても多い
例えば…
無人島生活で必要なものの選択法
火を起こす方法
海の水から塩を作る方法
サトウキビから砂糖を作る方法
ゴムの木から、ゴム製サンダルを作る方法
ワックスの木から、ロウソクを作る方法
イカダを作る方法
船を作る方法



もうね、" 脱出なんたら"とかいう、お笑い芸人だらけのTV番組を見せてる場合じゃないです!!
正直、7歳の娘には少しまだ理解が難しい内容もあるので、8〜12歳くらいの子供に最適かも知れません。
(" 蛍雪の功"という古事成語の内容に触れるシーンがあったり、それなりの知識があると、尚楽しめる)
それでも、ウミガメの産卵や孵化を観察するシーンだったり、底無し沼からの脱出、猛獣から身を守り戦うシーンなど、娘が食い入るように見入るシーンも多し
最初の方のエピソードはスイスに住んでいた頃のお話だったり、難破する前の船上での話になるので、面白味はそれほど無いのですが、船が大嵐に遭って難破するところからが見どころの連続。
このままの勢いで、5月中に全話観終えてしまいそうだ
※蛇足ですが、牡蠣の貝殻があんなにも鋭利な武器になるというのを、この作品を見て初めて知りました。
ローマ帝国時代のアレクサンドリアで活躍していた女性天文学者のヒュパティアが、牡蠣の貝殻で生身の肉体を削がれて惨殺されたエピソードがありますが、なるほどそういう事だったかと今更ながら納得。