早くも4月。
桜の花も散り始めましたが、寒い日が続きますね。
母娘で自宅で過ごす時間は、私が小学生時代に見ていた「世界名作劇場」の数々にハマっています。
Amazon Prime Videoの無料配信に感謝!
TV放映当時は、1年を掛けて1つの物語を放送しており全48話(1話あたり25分弱)。
結構なボリュームなのですが、配信ならCMもないし、オープニング・エンディング・次回予告などは早飛ばし出来るし、とにかく面白すぎて、娘と一緒に数時間見続けてしまう日も。。。
「小公女セーラ」に始まり、あっという間に「愛の若草物語」を見終わり、今は「小公子セディ」に突入。
名作は時代を問わずに子供の心を捉える様で、娘も夢中になってくれていることが嬉しい。
例えば、見終わったばかりの「愛の若草物語」。
子供の頃は、南北戦争のことなんて単なる時代背景でしか無かったけど、事実上の決戦となったゲティスバーグの戦いだったり、エイブラハム・リンカーン大統領による奴隷解放宣言や「人民の、人民による人民のための政治」という名演説などについて触れているくだり等、その後に世界史等で学んだ内容がリンクされて、より興味深く観れているし、劇中では当時の生活ぶりが忠実に再現されていることに気付き、改めて作品としての完成度の高さを実感するのです。
個性豊かな四姉妹の魅力的な描き方、声優さん方の技量等々、褒め出したらキリが無く、何より私自身の記憶の中に30ウン年とどまり続けている作品なので、娘にも主人公たちの心のあり方・それぞれの生き方が人生訓として強く響き、影響を与えてくれる作品になることに期待。
一番感嘆するのは、原題である「Little Women」を「若草物語」と日本語で題した訳者のセンス。
どうやったら、こんな閃きある素敵な訳ができるのでしょう!
「小公子セディ」が見終わったら、次は「足長おじさん」と決めていて、その後は私もリアルタイムで見れていなかった「赤毛のアン」や「ペリーヌ物語」「アルプスの少女ハイジ」(再放送で断片的に見ただけ)なども娘と一緒に観たい
TVを観る時間の長さは気になるところだけど、コロナ渦の家ごもりを言い訳に、我が家では世界名作劇場祭を楽しみます