警報級の雪予報で、極寒の東京。

北京オリンピックでの、一流選手たちが繰り広げる数々のドラマをゆったり自宅で堪能するにふさわしい一日ですな!

 

 

夫が先月の積雪の日、滑って転んで骨折…みたいな患者さんが急増したと言っていたけど、今日はそれもある程度抑えられるのでは無いでしょうか。。

東京の感染状況が一時高止まりしているのも、オリンピックの賜物では無かろうか。

 

 

 

 

 

 

日本人として、日本人選手の健闘を願う気持ちは当然ありますが、一方でフィギュアスケートの男子フリープログラムでは、個人的にネイサン・チェン選手に金メダルを取ってもらいたいと思います。


私にとっては、自国がいくつメダルを取ることかより、それぞれの競技に向かう各選手の持つストーリーこそ、オリンピックの醍醐味だと思っているから。

 

 

 

 

競技前、各選手のインタビューを聞いているとよく、

「自分が納得いく競技をすることが一番であり、過去の自分を超えていきたい。結果はそこに付いてくると思う。」

という様な受け答えを耳にするのですが、その様な考え方が自然に出来る選手方の徳の高さに、毎度感心させられます。

 

羽生結弦選手は、最たるそのパターン。

過去に2度、金メダルを手にしているからこそ、次なる自分の目標を前人未到の4Aに定め、そこに挑もうとしている。

だから今回、羽生選手の4Aの成功を心から願う。

 

 

 

 

一方で、ネイサンチェン選手をはじめ、メダル候補ともてはやされ、自身もメダルを狙って闘志を隠さない選手もいる。

けれど、前評判通りに順当にメダルが獲得できるとも限らないのがオリンピック。

だから悔し涙を流す選手も沢山いるし、そこに「雪辱を果たす」というストーリーも生まれる。

 

男子モーグルで銅メダルを獲得された堀島行真選手然り。

個人的には今回、高梨沙羅選手にも嬉し涙を流してもらいたかったけど、真逆の結果になってしまったことが余りに残念で仕方なく、彼女をますます応援したくなりました。

そしてネイサン・チェン選手の姿には、ソチオリンピックでの浅田真央選手の姿が重なり、今回こそ完璧な演技で金メダルをとってもらいたいと思うのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして何より、ネイサン・チェン選手のキャラクターが、私はとても好きなのです。

 

 

なんと言っても、通常のフィギュアの衣装とは一線を画す、まるで普段着な衣装。

 

 「 僕はスパンコールが本当に嫌いなんだ 」

 「 僕が求めているのは着心地がいい服だ 」

とのことですが、私もほぼほぼ同感。

 

フィギュアスケーターには表現者であることが求められるけど、彼があくまでアスリートとして気持ちよく結果を出せる衣装に拘っても採点対象ではないし、結局その衣装が一番似合っているわけだし。

(もし彼が羽生選手と同じ衣装を着て出場したら、寧ろ私は演技に集中できない)

 

 

 

 

↓羽生選手に似合う衣装と、ネイサンチェン選手に似合う衣装。

 

 

 

 

 

↓彼の内なる闘志メラメラ感が現れてる一着

 

 

 

 

 

↓探したら、こんなのがあった

 

 

 

 

 

彼がもし、同じ大学のゼミ仲間とかにいたら、一番仲良くなりたかったタイプー!

 

 

 

 

 

何はともあれ、オリンピック競技の場が、選手のみなさんがご自身の納得を得られる素晴らしい舞台になることだけを願いながら、一視聴者として楽しませていただきます。