マイホームの話。
結婚以来、引越しを幾度となく繰り返し(現在に落ち着くまで7軒!)、福岡ではマンション購入&売却も経験したことで、我が家のマイホームに求める条件が明確になりました。
その時は大変だと感じても、経験は何事も学びになりますね。
賃貸ではなく、マイホーム購入に至った理由
・不動産購入はインフレ時に有利で、リスクヘッジできる資産になり得る。
・夫に万が一のことがあっても、住宅ローンの団信保険で不動産が手元に残る。
・老後は賃貸契約のハードルが高くなり、賃料が負担になり続けるが、ローンの支払いを早めに終えることが出来れば、老後に余裕が持てる。
・希望に合致するファミリー向け賃貸物件は少なく、家賃が高額にも関わらず、分譲物件に比べて設備グレードが劣る(特にマンション)。
・ローン金利が非常に低く、住宅ローン減税等などのメリットも大きい。
23区内にこだわった理由
・統計予測で全国的に人口減少傾向にあるが、23区内は今後も増加が見込まれ、資産価値の維持をある程度見込むことができる。
( 不動産の資産性は最重要視事項なので、この点は別途詳しく書く予定)
・娘が将来、世界のどこに行ったとしても、実家が都内であれば、行き来が容易。
・娘の進路の選択肢が、とにかく豊富。
・単純に、海外で居住地を聞かれた時に「From TOKYO.」と答えたかった(笑)
→ 更に、地下鉄駅沿線にこだわった理由
・地下鉄沿線であれば、切符一枚でほぼ23区内全域を網羅。
(2路線以上の電車を乗り継ぐような日常行動を控えるケチ性分ゆえ、片道200円程度でどこにでも行ける手軽さは、自分の行動範囲を妨げない)
・駅に近い物件であっても、騒音問題に悩む心配が低い。
マンションではなく、一軒家に決めた理由
・我が家は車の維持が必須(夫が車通勤派)で、一軒家であれば駐車場代の支払いが不要の上、家と駐車場の往来が楽。洗車もいつでも可能だし、自転車置き場にも悩まない。
・4LDK、100平米以上の居住空間と、庭が欲しかった。
・夫に音響関係の趣味があり、母娘でピアノを演奏するため、防音性に優れた空間が必要だった。
・マンションは自宅を出てからマンションの出口を出るまでに時間が掛かり、エレベーター待ちがストレスだった。
(駅徒歩3分のマンションでも、乗りたい電車の到着時刻10分前に出る必要がありますが、駅徒歩6分の一軒家なら8分前に出ればOK)
・管理組合の煩わしさがなく、なんでも自分の意思や懐具合で決めることができる。
分譲住宅ではなく、注文住宅に決めた理由
・一軒家は自分で管理や修繕をしていく手間が掛かるが、注文住宅であれば30年間ノーメンテナンス仕様が実現出来る。それ以外にも間取りや内装、設備仕様等、分譲住宅では叶わない拘りを実現したかった。
・注文住宅は分譲住宅に比べて費用は高くなるものの、アップグレード分の仕様や手間を考えれば、妥当な範囲であると判断。
・分譲住宅はゴミ置き場等が予め決められ、ご近所同士で共有管理の手間が掛かりますが、我が家は敷地の一角に固有のゴミ置き場を設置することの承認を頂いたため、ゴミ捨て管理については我が家の自由。
※都内の利便性の高い場所の場合、土地の値段が高すぎるために建物に掛けるコストを低く抑えていると思われる物件が多いのですが、住み心地に影響があったり、頻繁なメンテナンスが必要だったり、短期間での建て直しが必要になっては本末転倒なので、注文住宅で建物にもある程度お金を掛けようと判断。
長くなるので、続きは次回。