ニャチャンに到着した日の夜、旅行2日目にして右肘を骨折した娘
旅先での事前計画を色々練っていたらどれほど残念感が漂ったであろう状況でしたが、実のところ年末にかけて何かと多忙だったため、ニャチャンで何をするか全く決めておらず。
とにかく多忙でガイドブックを開く余裕すらなかったため、「年末年始くらいは何もせず、ビーチリゾートでひたすらのんびり過ごそうか〜」と行きの飛行機内で話していたことが、幸か不幸か単に強制実行になった感じでした
そんなこんなで、骨折翌日(病院に掛かった日)は12月24日クリスマス・イブ
病院滞在は2時間も掛からず、ディナー以外の予定は何もなかったので、ホテルに戻る前にデパート内のゲームセンターで娘を放牧。
乗り物のキャラクターが謎すぎてシュールだけど、対抗する娘のシュールさも負けていない(笑)
そもそも可愛い&フツーの乗り物もたくさんある中、敢えてこの乗り物を選ぶ娘の性格は親譲り
色んな意味で日本にはないクオリティばかりのアトラクションに、娘は数時間前に骨折したばかりとは思えないテンションで、はしゃぎまくっていました
腕以外は元気そのもので、骨は折れても、娘の精神は全く折れていない
しかも、アトラクション一回あたり40円弱なので、娘が乗りたいもの・やりたいもの全部制覇しても超安上がりでした
さておき、病院で子供用ギブスは無いと言われたので、娘の腕はノーギブス&三角巾に見立てたレギンスで腕を吊っているのみ。
骨折部で骨がズレたらヤバいけど(子供は骨がくっつくスピードが早いため、ズレた状態で数日放置するとその状態のままくっついてしまうらしい)、骨折部に圧力が加わった場合に痛みが生じるので、夫いわく「 娘は痛くならないよう意識的に肘を守っているし、痛がらない以上は、基本的に骨が大きくズレる心配はない。 」と。。
確かにその通りで、痛いのが大嫌いな娘はものすごいテンションで動き周りつつも、右肘だけは絶対に動かさないようにしているのが見て分かったので、結局日本に帰国するまでずっとノーギブス
ギブスは一旦装着したら簡単に外せないものだし、水に弱いためにシャワーを浴びることさえ難が生じるので、脱着が簡単なレギンスで右腕を吊っただけで帰国までを過ごしました。
そして夜、ホテルのレストランでクリスマス・イブのGALAディナー
このGALAディナーは、夫も私も人生初経験。
一度くらいは経験してみたいねと話していたのが、結婚8年目にしてやっとこ叶いました
東南アジア諸国では、コース料理ではなくブッフェ形式が基本
見た目にとっても美しく楽しく、とにかく豪華
ビーチリゾートであるニャチャンはシーフードが美味しいことで有名なだけに、魚介の幸のクオリティも高かった
ワインやビールなどのアルコール類も料金に含まれており、伊勢海老のグリルは焼き立てがサーブされてくるスタイルでした
中でも、デザートコーナーが壮観でした
レストラン内では陽気な生演奏ライブで客席は盛り上がり、各客席をめぐるピエロからアートバルーンのサービスも
娘もさぞかし喜ぶかと思いきや・・・
レントゲン撮影で泣きまくり、ゲームセンターで遊び疲れた娘は、ホテルに戻った直後から爆睡し、レストランでもずっと寝ていたという
ディナー終盤、サンタさんの登場時にやっとこ起きました。
半分寝ボケながらも、目の前のデザートプレートはしっかりモグモグ
娘にはGALAディナー用のクリスマス・コスチュームも持ってきていましたが、肘を曲げられないため着せるのは断念
しかし、後ろファースなーのワンピースは難なく着せることが出来たので、パジャマ姿のままというのはなんとか免れた
お部屋に戻ると、ターンダウン・サービスのチョコレート代わりにクリスマス・プレートも用意されていました
参考までに、インターコンチネンタル・ニャチャンのGALAディナーのお値段は、サービス料・TAX込みで大人1人16,000円くらい。
6歳以下は無料。
普段のディナーブッフェは一人4,000円前後のため、通常よりも豪華な内容&アルコール代込みを考慮してもお祝儀価格
ベトナムの物価を考えるととんでもなく高いけど、クリスマス・イヴと大晦日しか体験できない特別ディナーだし、子供は大喜び間違えなしのイベント
何より娘の骨折には何の影響も受けないイベントだったし、夫も私も正装でディナーを楽しむことなんて滅多にすることがないため、旅先ならではの贅沢な思い出になりました