幼稚園入園を目前に、娘の今後の教育をどうしようか、考えあぐねる機会が増えました。
娘と同じ年齢のご子息・ご息女をお持ちのブロ友さんの中には、1歳からインターナショナル・スクールに通わせていたり、すでに小学校受験を念頭に幼児教育のスクールにも通わせている方もいらっしゃって、そんな内容の記事を見るたびに刺激を受ける反面、我が家とは違う世界の話なのだと思ってしまったり。
インターナショナル校に通わせるのに、歴史ある名門校であれば年間200万円前後。
小学校受験の幼児スクールに50万円、体操教室や絵画教室に30万円、年長の1年で300万円以上掛ける人も少なくないとか?
公立小学校の制服でも、アルマーニ製一式8万円以上と聞いて「たっかー!」と思った私にとっては、さらにその上をいく小受の選択肢は、つま先立ちでの背伸びが必要な世界。
(蛇足ですが、かの小学校周辺の平置き駐車場の相場は月額6〜8万円、中学受験率100%の学校なので、実際に通わせているご家庭にとっては経済的な問題よりも、ワンマン校長による事前説明不足が問題なのでしょうね)
もとい偏差値という基準で競争社会を生きてきた夫は、ペーパー試験の結果で合否が決まる中学受験は必ずさせたいと言うもの、偏差値以外の素養を強く求められる小学校受験には否定的です。
私としては、だからこそ小学校受験には奥深い意義があるとも感じているのですが、顔だけでなく性格も夫にそっくりな娘を観察していると、娘は小学校受験には明らかに向いていないと思う部分も多くて、、、
少し話は逸れますが、平昌オリンピックの男子フィギュアスケートで見事銀メダルを獲得した宇野昌磨選手。
初のオリンピックでも全く緊張しなかったと言う彼の肝の据わり様には驚きを覚えましたが、メダル獲得後の公式会見でインタビューを受けている羽生結弦選手の横で完全に寝てしまった姿には、もはや唖然としてしまいました。
そんな宇野昌磨選手のことを、羽生選手は「浅田真央ちゃん並みにマイペース」と評していて、世界の大舞台で実績を出せる選手というのは、どんな場でも自分のペース(らしさ)を貫き通せる神経の図太さが必要なんだな、、、としみじみ思った次第。
一方で思うのは、こういうマイペース型というのは、往々にして小学校受験の世界では受け入れられ難いということ。
周囲の目線を気にせずどこでも自分のペースを貫くタイプは、集団での協調性に欠けると評価されることが少なくなく、小学校受験の行動観察では決してアドバンテージにはならないでしょう。
自分に正直で嘘もつけないから、面接官の反応を伺いながら、期待される答えるなんて以ての外。
そもそも、テクニックが重要とされる小受の世界で型にハマった訓練を受けること自体が、本末転倒に思えてなりません。
世界の大舞台では実績を残すような"大物"は、小学校受験の世界には向かない…
どんな世界でも、子供の個性によって向き・不向きというものがあるため、我が子の個性を見誤ってはいけないと改めて痛感します。
ちなみに我が子は、明らかに宇野選手と同じの超マイペース人間。
あまりに行動パターンが同じで思わずネットで調べてしまったのですが、宇野昌磨選手と浅田真央選手も血液型がB型ということが発覚。
そしてなんと、羽生結弦選手も宮原知子選手も坂本花織選手もB型
…はい、我が子も同じB型です
背伸びしてまで首都圏で小学校受験に挑むよりも、B型の娘はアスリートを目指した方がいいのかな??
小学校受験よりも、アスリート養成の方がよっぽどお金も気力も必要だけど。。。
娘の教育問題は、夢と希望と現実との戦いです。