マカオに行った第一目的は、夫希望によりマカオグランプリ観戦
海外営業でマカオも担当していて、出張含め何度もマカオに行ったことがあるのに、一度も観戦機会がなく(←仕事での渡航なので当たり前なのですが)、今回がはじめての観戦でした!
しかも、カーレースには全く興味がない私は、マカオグランプリが常設サーキットではなくマカオの市街地を走るということ以外何も知らず、F1ではなくF3世界一決定戦だと言うことも知らず。。。
この世にF2は無く、マカオでの優勝がF1への登竜門と言われていることも、歴代優勝者にアイルトンセナやシューマッハ、佐藤琢磨など名だたるレーサーがいることも知らんかった。。。
マカオに向かうフェリーの中で夫に色々聞き、知識がついたところでやっとこ興味が湧いて来たという有り様
そんな私でしたが、観戦前に夫に連れられ、実際にレースが行われるコースを歩いたりタクシーに乗って予行練習。
市街地の一般公道を走るレースなので、道が封鎖される前であれば、自分たちもレーサーの視点を確認できるのです
旅行の準備段階では正直、" マカオグランプリは、夫の趣味に付き合うだけ "という気分の私で、「 香港ディズニーランドを楽しみ尽くした後はマカオでホテルライフを満喫〜」なんて思っていましたが、実際に現地に赴いてみると、時速何百キロもの猛スピードでここを走るのかー!と考えるだけでかなり興奮
こんな狭い道路を猛スピードでフォーミュラカーが走行するだけで恐ろしいのに、ほぼ90度の急カーブを曲がるなんて、どんだけ、、、
それまでの" 興味ナシ! "が一転、観戦前からテレビで観るのとは全然違う生の迫力を感じて、テンションが一気に急上昇
マカオグランプリ開催中はTVでも中継されていたので、ホテルのお部屋で観戦もできました
ちなみに私たちがスタンド席で実際に観戦したのは予選です。
決勝を観れたら良かったのですが、いかんせん3歳の娘が興味を持ってくれるとは思えず、全く観れない可能性を考慮すると、お高いチケットを購入するのはリスクの方が高くて、、、
決勝は世界中からお金持ちのファンが観戦に来るため、チケット代も高いし、事前の予約購入なしでの入手は難しく、諦めました。
けど、予選の自由席であれば、チケット代はたったの一人50MOP( 約700円 )!
現地で簡単にチケットを購入することができます
お安い席なのでスタンドの上の方になりますが、レースカーの走行たるやものすごい爆音が伴うので、3歳児連れにはちょうど良かったです。
( 一応、耳栓も配られているのですが、耳栓をしてしまうのに流石にもったいないし )
とは言え娘はスタンドを上りたがり、結局一番上の方でウロウロ
スタンド席はすべての人が見やすいように、かなり急勾配に設営されているため、娘が足を踏み外さないかハラハラで、母はレースよりも娘を見ていた時間の方が長かった・・・
ちなみに、F3レースが終了後に引き続きバイクレースがあったのですが、F3観戦だけで帰ろうとした私たちに反し、「 バイク観たい! 」と娘のリクエスト。
実は夫がバイクのレースも見たがっていて、だけど娘をこれ以上付き合わすのも良くないね…と諦めていたところだったので、思わぬ嬉しい誤算発生
しかも、予選の時点では人がほとんどいないスタンド下側( つまり、チケット代がお高いお席 )にて
私たちは安い席のチケットしか持っていなかったのですが、娘がズンズン中に入ろうとした際、チケットチェックするの人が入ってもいいよと
入りたがっていた娘に甘んじての対応だったのか、カーレースではなくバイクレースだったからなのかは謎。
よく分かりませんが、チケットチェックがかなり厳格に行われている中で、なんともラッキーなハプニングでした
このスタンドの上段と下段の差が体感的に結構あって、バイクとは言え爆音もすごいし、体で受ける爆音の衝撃もすごい
ちょうど直線からコーナーに入る位置で観戦できたので、体勢をバイクごと道路スレスレに倒してコーナリングする姿も観れて、私的にはフォーミュラカーのレースよりも楽しかった
フォミュラーカーの時はスタンドの上の方でウロウロしていた娘もバイクレースには釘付けで、あっという間に目の前を走り抜けていくバイクに大興奮。
手を叩いて応援し、バイクレースだけで結局1時間近く観戦しました
本戦が追い抜き追越しの競い合い(狭くてウネウネした公道を走るので、多重事故がほぼ間違いなく起きる)になるのに対し、予選は通過タイムの競い合いなので、ハラハラドキドキ感は薄いのかもしれませんが、フォーミュラレースに全く関心のなかった私や娘にとっては予選観戦だけで十分満喫できたレベル
街中がマカオグランプリ一色になり、スタンド外でも歩いていれば当たり前にフォーミュラカーの爆音が轟いてくる( レースが行われている道の上を歩く歩道などもあり、足の下から衝撃音を受けるのがまたスゴイ )のも面白い経験で、夫もそれなりに満足してました
何より、大人の趣味に付き合わせて申し訳ないと思っていた娘も、レースを楽しんでくれたのも良かった!
マカオ観戦の後は、ポルトガル料理のレストランへ
マカオは旧ポルトガル領なので、美味しいポルトガル料理レストランが多いのです
乱立する高級ホテルの中はクリスマス装飾で彩られ、街歩き(ホテル行脚?)をするのも楽しい季節でした
オープンしたばかりのホテル・パリジャンのエッフェル塔は、実物の2分の1スケール。
観光客が前を通るたびに動いて驚かせて来る、銅像のフリしたおにーさん。
( 暇な仕事だ・・・ )
スウィーツのお店など、もはや中華圏とは思えない洗練されたショップがいっぱいで、女子にはたまらん
娘がもう大きくなったら、夫がマカオグランプリのレースを観戦している間、母娘でスウィーツ・デートなんていうのもいいな
Wynn palace内のスタバも、こんなにオシャレ
香港ディズニーランドで観たショーで結構満足できたので、マカオのショーはパスしましたが( シルク・ド・ソレイユなど、かなり質の高いショーが観れます。3歳児もチケットが必要で、家族3人分となるとマカオグランプリの決勝戦チケットに相当するお値段。←娘が1時間以上もちゃんと座って観れない可能性が高いので、我が家はそんなリスクを冒せない )、娘の成長とともに、また行く楽しみが増える国だなぁと思います。
台湾編に続く・・・