マンション売却に際し、複数の不動産屋さんと話をする機会がありました。
マンションの査定と今後のスケジュール、販売戦略についての話し合いがメインですが、不動産の売買というのは人生に滅多にない機会なので、不動産に関するアレコレを色々伺い、本当に勉強になっています。
ところで、ブロ友のうさぎさんが最近マイホームを購入され、不動産屋さんに" 家を買う夫婦は円満ですよ "と言われた所以をブログに書かれていらっしゃいました。
なかなか興味深いと思ったので、私は" 家を売る夫婦 "についての事情を聞いてみました。
ただし居住年数は人それぞれなので、今回は我が家と同じく" 新築で購入した不動産を、たった数年で売却する人 "に限定します

我が家は夫の県外転職が売却理由ですが、新築で購入した不動産を数年で売却するなんて、大抵同じような理由( 致し方のない外的理由 )だと思っていました。
独身時代に勤めていた会社でも、「 マイホームを買った途端、転勤が決まった 」なんてことが上司や同僚によくあり、マイホームジンクスの一つでもあったので。
ですが実際は全く異なるようで、一番多い売却理由は「 離婚 」とのこと。
実に半数以上が、この理由なのだそうです

私の勝手な想像ですが、家庭生活の基盤を強固にするためにマイホームを買い、マイホームを買ったことで家族の絆が更に強くなるものかと思っていただけに、衝撃の事実でした

2番目に多い売却理由は、「 ローン地獄 」だそう

ローン審査に通ったからと言って無理のない返済額になるとは限らず、「 一生住む場所だし、簡単に住み替えできないから 」と多少欲張って買ってしまう人も少なくないそうです。
ちなみに福岡県はマイホーム購入よりも賃貸家賃の方が割高のため、マイホーム購入に拘る人が多いのだとか。
そして子供小さいうちに購入する人が多く、そのときは月々のローンを支払えても、数年後に子供が増えたり教育費にお金が掛かるようになり、ローン地獄に陥ってしまうというパターン。
特に固定資産税を想定していなかったり、新築後5年間の固定資産税減税措置終了後の増税で回らなくなる人が後を絶たないそうです。
以上2つの理由だけで大多数を占め、3番目以降にやっと転勤だったり、入居後のイメージ違いだったり、不動産投資の利確だったりが出てくるわけですが、割合としてはごく少数とのこと。
我が家もよくよく考えると、マイホーム購入→売却の流れに「 夫婦のコミュニケーション不足 」が根底にあるので、大括りすれば離婚の一部みたいな売却理由ですよね

というわけで、新築不動産を数年で売却するのはマイナス理由がほとんどのため、早く売却したい人が多く、そんな足元を見られて実際の売却額が低く抑えらる傾向にあるのだとか

投資物件でない限り、購入して数年で不動産を売却するのはやはり相当なリスクが伴うものです

分かっているとは言え、我が家の着地点を覚悟せねば〜