私は街角の募金活動に寄付することが殆どありませんG


冷たい人間だと思われたとしても、募金箱を手にされた方々の前を、敢えていつも素通りしています。




というのも、募金したお金がきちんと目的どおりに寄付されているのか、その後を追うことが出来ないからです。

時々ニュースでも報道されていますが、募金を実施している団体自体が謎に包まれていたり、善意の募金が私欲のために使われる可能性も否定できない中、直接的な募金活動のみ寄付をすると固く心に決めているのです。





今回の熊本地震でも様々な機関が募金を募っていますが、いろいろ検討した結果、募金や寄付ではなく、ふるさと「 納税 」制度を利用することにしました。




熊本県への納税に関しては、県庁職員の方々も被災していたり被災者支援や復興事業に追われている中、納税処理に関する作業の手間を鑑み、もう少し落ち着いた頃に納税する予定です。

そのため、取り急ぎは風評被害等で大きな打撃を被っている黒川温泉有する南小国町に納税をしました。



寄付した市町村に直接的に貢献できるだけでなく、自分たちにも節税という大きな恩恵を受けることの出来るふるさと納税。

現金での寄付の場合、なかなか大きな金額を出すことは出来ませんが、ふるさと納税であれば万単位であっても気持ち良くお金をおさめることができます。
直接的な貢献ができるし、お礼を貰う分、偽善者ぶる後ろめたさも一切ありません。

我が家は遅ればせながら、昨年から利用し始めたのですが、今回この制度の素晴らしさを改めて実感しました。



ちなみに南小国町の場合、ふるさと納税のお礼の品の中には黒川温泉の宿泊券が選べるようになっています。
ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンで2つ星を獲得している黒川温泉へは何度か訪れており、大好きな温泉地のひとつ。


今回の地震発生で宿泊客のキャンセルが相次いでいる中、余震が落ち着き交通事情が復旧した暁には黒川温泉を訪れ、地域活性化にも直接貢献できればと思います。
( 黒川温泉では幸い、直接的に大きな被害は出ていないとのこと )