今回のタイ旅行は、3軒のホテルに滞在しました。
ホテル選びのポイントは以下の4つ。
寝相の悪いたまちゃんが落ちることのない、広々したキングサイズベッド
→当初は夫と3人の旅行予定だったので、3人で寝られるサイズ
ツアー客利用のない、静かな隠れ家的ホテル
公共交通機関の駅から徒歩5分圏内(ただし、アユタヤはのぞく)
→全て自力移動&抱っこ紐だったため、移動による体力消耗を避けました
ホテル滞在が旅行の要ではないので、高級ホテルである必要はなし
→高くても一泊一部屋15,000円以下
バンコクでは食事場所に困らないので、アユタヤ以外のホテルで朝食を付けていません。
まずは、バンコクに到着してから2泊したFour Points By SHERATON Hotel.
早期予約で一泊1室11,000円(税金、サービス料込)、部屋の広さは37平米でした。
BTS(モノレール)とMTR(地下鉄)の2つの駅から徒歩5分くらい。
最寄り駅には今年オープンしたばかりのデパートが直結しており、繁華街の便利な立地にあります。
シェラトン系列なので設備に申し分なく、スーツケースを広げるスペースも十分でした。
スプリングの効いた大きなベッドは、寝心地も最高でした
固定式のシャワールームが独立してありますが(写真奥)、バスタブにもシャワー付き。
スケルトンタイプのバスルームはそう珍しくありませんが、大抵ベッド側とはガラス窓で仕切られているので、このようにベッドから直接バスタブにダイブ出来る作りは初めて!
お風呂好きの我が子を一人でバスタブ内に遊ばせている間、部屋からチェック出来たり(いざとなったら手をすぐ伸ばせる)、自分が朝風呂に浸かりながら我が子の寝顔を見ていられるのはすごく良かったです
敢えて難を挙げるとすれば、
・比較的新しく、名前が知られているホテルではないので、タクシードライバーが知らない
・繁華街に位置しているので、部屋からの眺めは良くない
ということでしょうか。。
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アユタヤで宿泊したのは、アイユーディア・リバーサイドホテル。
2部屋しかないリバービュールームに宿泊し、一泊1室14,300円( サービス料、税、大人2名分の朝食込 )でした。
アユタヤはバンコクから日帰りツアーで行くことがほとんどのため、外資系ブランドホテルはなく、ホテルの数自体が限られています。
それもバックパッカーが利用する安宿がメインなので、こちらは数件しかないリゾートホテルのうちの一軒でした。
名前の通りリバーサイドに佇むホテルで、川の向こうには遺跡も見えます。
夜はライトアップされた遺跡を背景にプールで泳ぐ外国人の方もいらっしゃいました
リゾート感溢れる館内。
手前はオープンエアのフロントで、奥は朝食会場でもあるカフェスペースです。
フロントでは遺跡巡りの相談にも乗ってもらい、トュクトュクの手配( 遺跡巡り時のチャーター、レストランへの送迎、バスターミナルへの送り )をお願いできました。
部屋に続く廊下も趣があり、扉の向こうにはどんな部屋が待っているのかとワクワクしました
部屋は50平米近い広さがあり、部屋の両サイドは一面ガラス張りになっています。
家具や調度品は上品で、落ち着きのある佇まい。
バルコニーを出ると部屋の真下に子供専用プールがあり、白人の子供たちが昼夜問わず水遊びを楽しんでいました。
とても広いので、バスルーム専用のエアコンまで付いています。
ただしバスタブはなく、シャワーのみでした。(アユタヤのホテルはいずれも基本シャワーのみ)
広いバスルームにクローゼットやミニバーが配置してある、少し変わった間取り。
夜は、お部屋からライトアップされた遺跡を眺めることが出来ます
1歳児を連れて夜出歩くことは出来ないし、アユタヤ日帰りツアーでは見られない光景なので、このホテルを選んだ決め手でした。
と言っても、アユタヤの遺跡のメインは仏塔:つまりお墓なので、冷静に考えるとライトアップされたお墓を背景に寝ているわけですが
朝食のメインプレートはタイ式、アメリカ式、中国式の3種類から選べ、内容も味も良かったです
(メインの他、ジュース、ミルク、フルーツプレート、カフェ付き)
都会のバンコクとは一転、リゾート感溢れるホテルステイは良かったものの、
・ベッドルームとバスルームが完全に分かれているので、どちらに居るにせよ
後追い全盛期の我が子を連れていく必要がある。
→この点、適度な広さでオールスルータイプのFour Points By SHERATONは楽だった~
・設備が少々古く、夜はエアコンの音が気になって寝られない。
かと言ってエアコンを消すと、熱帯夜でもっと眠れない
・高温多湿、川沿い、自然豊か・・・なので蚊が沢山居る。
蚊取り線香はあるものの殆ど効果はなく、O型の私は10箇所以上刺されました
というデメリットも大きく、一泊で十分でした
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3軒目は、バンコクのMADUZI HOTEL。
約60平米のデラックスルームで、1泊1室約14,300円(サービス料、税込)でした。
こちらはバンコク駐在妻の友人に勧められて宿泊したのですが、期待通りの素晴らしいホテル
ホテルの入り口にあったヒョウのベンチで記念撮影 ←あまり乗り気じゃない我が子
こちらも団体ツアー利用のない隠れ家的ホテル。
広々としたリビングルームは共用ですが、ラッキーなことに滞在中貸切でした
たまちゃん、自宅にいる時のようにリラックス・モード
お部屋はとにかく広い
ベッドの大きさは、バンコクのホテル随一の大きさだそう。(←駐在員妻の友人談)
最寄り駅は先に宿泊したFour Points By SHERATONと同じなのですが、立地が少し違うだけで眺望が良かったです
ホテルのシーツは「上質のものを使っているな~」と実感できる、肌触りが最高になめらかな質感。
シーツに感動したホテルは初めてかも。。
突き当たりの格子戸を開けると、洗面ルーム。
洗面ルームの横には4畳はありそうなウォークインクローゼット。
ミニバーにはエスプレッソマシンも設置されていました。
冷蔵庫内やミニバーは全て無料で、追加してもらっても無料とのこと。
(1泊では追加するほど消費しませんでしたが・・・)
特筆すべきはアメニティ。
タイ王室御用達のパンピューリ
パンピューリは日本でも手に入りますが、シャンプー200ml 税抜き2800円、ボディクリーム200ml 税抜き4000円以上というセレブ価格
私が日常使いできるお値段ではないので、使ったことが無かったのです。
高級SPAで使用されているパンピューリ製品をアメニティで使うことができて、最高に嬉しかった~
今回利用することはなかったですが、ホテルのレストランは日本人駐在員妻御用達だそう。
ランチでは日本人シェフが腕を振るう絶品フレンチをリーズナブルに味わえるとか。
アユタヤに行く際に1日早くスーツケースを預かってくれたり、サービスも抜群で、友人のおすすめに納得
同じレベルの外資系ホテルなら、1泊倍以上のお値段になる気がします。
ただしアユタヤのホテルと一緒で、私の姿が見えなくなると不安がる1歳児と一緒に過ごすには不便を感じるほど、部屋が広すぎました
結論としては、広さ的に一番狭くて値段も安かった1軒目のホテルが、1歳児連れの旅行には一番使い勝手がよく、コストパフォーマンスも最高だったかな
大人だけで行く旅行と幼い子連れ旅行では、ホテルの満足度に対する視点が全く異なることに気づかされた初の子連れ海外でした。
続く・・・