旅行3日目は、世界遺産の街:古都アユタヤへ
アユタヤに大きな荷物を持って行くのは面倒なので、スーツケースはバンコクに戻ってきた際に宿泊予定のホテルに事前に預けました
というわけで、一泊分の着替えやオムツ等は手持ちバッグとロンシャンのリュックに詰め、身軽な状態でいざ出発
まずはデパートのフードコートで朝食
たまちゃんが大好きなマンゴーとココナッツミルク掛けライスのプレートです。
見事な食べっぷりで、ほとんど一人で平らげました

朝食後はBTSに乗って、アユタヤ行きのミニバス乗り場へ。
アユタヤへは現地のツアー会社から日帰り企画が多数催行されており、手軽に参加できるのですが、我が子のペースで行動したかったので全て個人行動。
以前電車で行った際、駅からアユタヤ中心部が少々遠かったのを思い出し、今回初めてミニバスに乗車してみました。
現地の方々が利用するミニバスの料金は、アユタヤまでの片道1時間半、60B(約180円)と超激安

ミニバスには英語表記が全く無いため、行き先が読めずに少々てこずりましたが(タイ各地に向かうミニバスがたくさんあるのです)、親切なカナダ人ツーリストに助けてもらい、チケット購入&ミニバス乗車。
ドライバーさんの隣の広い助手席で、一路アユタヤへと向かいます。
お昼寝時刻だったのでミニバスに乗ってすぐに眠りに落ち、アユタヤ到着5分前に起きるというナイスな我が子でした
アユタヤのミニバスターミナルに到着すると、観光客目当てのトュクトュクドライバーがすぐに寄ってきます
それにすぐ食いつくとボラれるのは目に見えているので、ターミナルから少し離れた場所でトュクトュクをキャッチし、値段交渉開始。
片道15分ほど掛かる郊外の遺跡に一箇所行ってもらうようお願いし、そこからホテルに向かうようお願いすると、やはり最初は300B(900円)という吹っ掛け回答(笑)
じゃあ、遺跡は行かなくて良いから100Bでホテルに直接行って!とお願いすると、一旦了承して運転席に入ったものの、すぐに降りて、200Bで遺跡→ホテルでどうかと。
アユタヤのトュクトュクチャーターの目安は1時間200Bくらいらしいので、それなら妥当な線かと合意しました。
バンコク→アユタヤのミニバスが1時間半の乗車で60Bなのに比べると高いですが、観光地なので仕方ない
ガタガタと大きな振動と音を立てて走るトュクトュクに、大興奮のたまちゃん
この顔(笑)
全く物怖じせず、むしろ車から身を乗り出すので、チャオプラヤー川のエキスプレスボートと同じく母は我が子の安全確保に必死
そんな母を尻目に、観光客向けの象が列をなして歩いているのを指を指したり、あちこち気になるものを見つけては、とっても楽しそうでした
トュクトュク内を前へ後ろへ移動したり、子供はやっぱり乗り物が大好き
そうして到着した郊外の遺跡が、ワット・プーカオ・トーン
ツアーでは行くことがまず無く、個人旅行だからこそ行ける遺跡の一つです。
私も訪れるのは初めてでした。
田園の中にそびえる白亜の仏塔は、まるでピラミッドのような壮大な風格!
遺跡の前の芝生でたまちゃんを放牧。
せっかく来たからと、たまちゃんを抱っこしたまま仏塔の上まで登頂。
見晴らしは良かったけど、抱っこ紐での登頂は超暑かったし、急勾配で大変でした
その後、ホテルに向かってもらってチェックイン。
アユタヤ宿泊は、街を囲むように流れる川に面したアイユーディア・リバーサイドホテル。
室内はリゾートの雰囲気満点
バスタブはありませんが、洗面ブースやシャワーブースは広々おしゃれ
部屋のバルコニーからは川沿いに遺跡を眺め、夜はライトアップを鑑賞できるリバービュールーム
1歳児を連れて夜の外出はしたくないので、部屋からライトアップされた遺跡を眺めることのできるこちらのホテルを選びました
ホテルに到着し、出発前にサラダバーで購入したサラダを取り出してランチ
( ベッドの上でお行儀が悪いのには、目をつむってください )
たまちゃん、輪切りのパプリカは腕輪じゃないのよ~
日中はあまりにも暑かったので、陽の高い時間帯はホテルでまったり過ごし、午後3時を過ぎてから遺跡巡りに繰り出しました
ホテルのスタッフに相談して、ホテル専用のトュクトュクを2時間300B(約900円)でチャーター。
アユタヤも以前来たことがありますが、かれこれ10年近く前なので、メインパビリオンを全て回ってもらうことに。
まずは、王宮跡とワット・プラ・シー・サンペット
遺跡のほとんどがビルマ侵略によって徹底的に破壊されてしまっているのですが、現在は15世紀中期に建てられた3基の仏塔のみが残り、一直線に並んでいます。
ビルマ軍に切り落とされた仏像の頭が木の根に取り込まれている姿は、アユタヤ遺跡の象徴としてあまりにも有名です。
来たことがある場所なのに、その記憶はずいぶん薄れてしまっていて、「 あれ?こんなところだったっけ? 」と思うことも多かったです。
続いて、カンボジアのアンコールワットを彷彿させるようなクメール様式のワット・チャイワッタナーラームへ
こちらも一般的なツアーでは訪れることのない遺跡です。
たまちゃん、寝起きで不機嫌顔
ちょうど夕焼けのタイミングだったので、沈みゆく夕日に赤く染まった遺跡を鑑賞できました
最後は、悠々と仏の横たわったワット・ロッカヤースッター
これだけ回って、ぴったり2時間
遺跡巡りを終えたあとは、トュクトュクのドライバーさんがオススメしてくれたリバーサイドのタイ料理屋さんへ
2時間の遺跡巡りで汗だくになったので、マンゴースムージーを一気飲み!
二人で一杯では足りず、キウィスムージーも追加。
観光客向け中級レストランですが、スムージーは一杯55B(約165円)と、アユタヤの物価はバンコクに比べてリーズナブルに感じました。
タイ料理は辛いのを心配していましたが、お願いしたら全て辛味を抜いて作ってもらえたので、全てたまちゃんとシェア。
タイ料理は1歳児には無理と諦めていたけど、まさか一緒に食べられるとは
私が大好きな、ソムタムという青パパイヤのサラダ。
トムヤンクンも辛味を抜いていただきましたが、それでもとっても美味しかった~
トムヤンクンの味はたまちゃんにはまだ早いかと思いきや、お気に召した様で、なんどもお代わりを要求してきたのにはびっくり
この日のお会計は365B(約1100円)でした。
ホテルに戻ると、窓からは美しくライトアップされたアユタヤの遺跡が
シャワーを浴びたらコテっと寝てしまったたまちゃん。
世界遺産のライトアップを背面に、眺める寝顔がこの上なく愛おしかったです