台風15号が九州地方を直撃した日の前日、夏らしいお天気に恵まれた週末に、熊本県へとドライブに出掛けてきました
目的地は、『 通潤橋 』という江戸時代に造られた石造りの橋。
のどかな田園風景の中に佇むアーチ型の水路橋で、国の重要文化財に指定されています。
橋長は78メートル、幅員6.3メートル、高さ20メートル余と、かなり大きく立派
橋の上からの見渡す田舎の田園風景にほっこり。
観光客がたくさん訪れる場所ですが、なんと橋には手すりがありません
橋が建設されてから160年余りの間、一人も橋から落ちたことがないそうです。
( ↓こちらの写真は、橋の上を写したもの )
この橋の下流には五老ケ滝という滝があるとのことで、軽い気持ちでハイキングすることに
連日の抱っこ三昧で腰を痛めている私に代わり、夫がたまちゃんをずっと肩車しながら歩いてくれました。
たまちゃんも、とっても嬉しそう
五老ケ滝の落差は約50メートルもあり、山道を下る途中、滝に掛かる虹を発見
( 写真だと分かりにくいですが、下の方に虹が掛かっています )
しかし、軽~いハイキングのつもりが、高低差のあるかなり険しい山道で・・・
石橋は観光地で有名な場所にも関わらず、こちらの滝まで足を延ばす人は殆どいなかったわけだ
歩いた時間は片道30分程度でしたが、夫婦揃って最近は運動不足なので、ゼイゼイ息を吐きながら本当に疲れた・・・
けど、辿り着いた先の滝はとっても神秘的で美しく、体いっぱいにマイナスイオンを感じることが出来、行って良かったです
そしてまた滝から30分ほど山道を歩いて石橋へと戻り、13:00から始まる放水の様子を見るべくスタンバイ
橋の中央上部両側に設置されている放水口から大規模な放水を行っており、これが観光の目玉イベントなのです
高さ20メートルの橋の上から放水される水の勢いに圧倒されるのと、橋の両側へ放物線を描いて落ちてゆく様が虹のように美しく、たまちゃんも大興奮でした
ベストポジションを確保出来たので、水しぶきで全身びしょびしょになってしまったけど、それがまたアトラクションのようで楽しかったー
大迫力の放水が終わった後は、予約していた里山レストランへGO
通潤橋から車で20分程離れた山間の農家の縁側で、地産地消のお料理が食べれるという里山レストランがあるのです
土日限定で一人1500円、農家1軒につき一組(5名まで)のみ。
受け入れて下さる農家さんは5軒程度のため、事前予約が必須です
お米もオカズも全て、材料は地元で獲れたものを使い、その地域で愛される里山料理のお弁当
廃校になった小学校を使い、地元の方々が集まってお弁当を手作りされているのですが、その他の小鉢やお味噌汁は、各農家さんのご家庭で手作りされたものを出してくださいます。
たまちゃんもお弁当の中身に興味深々(笑)
野菜中心で味付けも優しく、栄養バランスも満点のため、たまちゃんと一緒に美味しく頂きました
農家さんの御計らいで、我が子にはジュースやおやつまで頂き、感謝感激
お腹がいっぱいになった後は、そのままお部屋で休憩も出来るので、長距離ドライブとハードなハイキングで体力を消耗した夫は、ゴロンとお昼寝させてもらいました
農家のおばちゃんとの他愛のないお話もすごく楽しかったし、また来る機会があれば利用したいな
帰り道に" 鮎の瀬大橋 "という橋に立ち寄ってみましたが、これまた立派な橋で、橋上から見下ろす里山の眺めもgreat viewでした
たまちゃんもすっかりお疲れで、いつもは嫌がるチャイルドシートも、この日は寝落ち
夏の終わりに、とっても素敵な思い出が出来ました
調べて連れていってくれた旦那さん、ありがとう