( 妊娠10か月_38w6d )

御年90歳、都内で施設暮らしをしている父方の祖母から、大きな届け物を受け取りました。

Gucciの大きなギフトBOXの中から出てきたのは、私がマザーバッグとして迷っていた、レザートップハンドル・バッグheart1
http://www.gucci.com/jp/styles/323675A2O0N2703#323675A2O0J6812






祖母の健康状態は至って良いのですが、年齢を考えると、私が出産しても飛行機に乗ってわざわざ来ることは出来ないだろうとのことで、私の両親に妊娠・出産お祝いを相談していたとのこと。

それで週末、両親が祖母のショッピングに付き合った際、私がこちらのバッグの購入を迷っているという話をしたところ、何事も決断の早い祖母が「 日本限定モデルなら、早く買わないと! 」と購入してくれたのだとか。


「 まさか出産前に送られてくるとは思わなかったから、びっくりしたよ~ 」と電話口で母に笑って話をしたら、出産前に父がいつどうなってもおかしくない状況もあって、「 正期産に入っていることだし、おばあちゃんの勇み足を理解してあげてね。 」と。


祖母の実の息子である父が重い病に侵されているという現実と、生前にも関わらず祖母の遺産を巡り、父と叔母たちが醜い相続争いをしてる現実の中、孫の中で一番年下故に一番可愛がってくれた私の出産だけが唯一の楽しみだと話す祖母の様子を母から聞いたら、それまでの嬉しさとは一転、急に泣けてきました。。。

私は今、新しく授かった命の誕生を心待ちにしているけれども、そんな私と正反対に、授かった命を自分よりも早く失ってしまうであろう残酷な現実の中にいる祖母。
祖母の心情を考えると、胸が痛みます。

それだけに、想像するだけで怖い破水や陣痛の痛みも、頑張らなくちゃと思えるのです。


今日から3日間、夫が学会のために不在となるだけに、新しく購入したカメラの説明書を読んだり、抱っこ紐やチャイルドシートの扱い方の練習をしながら、週末は自宅でのんびり過ごそうと思います。