我が家のカレーはいつもスパイスから作っているのですが、どうしてもインド・ネパール系のサラサラとしたルーになりがちで、日本の家庭カレーのようなコックリ感が出せず、試行錯誤を繰り返していました。

夫はカレーうどんが大好きなので、翌日のルーをカレーうどんに応用するためには、コクの深い和食に合うルーであることが必須条件なのですG


そのため、いろんな材料を調合し、調理工程を工夫し、やっとこの自分の納得を得られるルーに辿りつくことが出来ましたおはな


カレースパイスはGABANの手作りスパイスセットが手軽でお気に入り。
20種類以上のスパイスをフライパンの上で混ぜ、炒った後に瓶の中で熟成させたものを使用します。

野菜は玉ねぎ、にんじん、セロリ、えのき茸、ホールトマト(缶)がベース。
炒めるのではなく、全ての野菜を適当な大きさに切った後、それらの野菜が浸る程度の水で柔らかく煮ます。

第1のポイントは、柔らかく煮えた野菜をFPでしっかりミキシングすることひらめき電球
ミキシングすることで、小麦粉や固形ルーを遣わなくてもとろみを出すことが出来るし、何より野菜の旨味がしっかり引き出されます。

第2のポイントは、お肉はひき肉を使うという点。
煮込みが短時間でも肉が固いということは無くなるし、きちんとお肉の旨味もルーに溶け込みます。

炒めたお肉はミキシングした野菜ペーストの中に混ぜ込み、トッピング野菜としてジャガイモや角切りエリンギ、舞茸なども加えて煮込みます。

ジャガイモに火が通ったら、調味料を投入。
カレースパイス、塩、ソースの他、第3のポイントである味噌と自家製梅ジャム。
( 自家製梅ジャムは、梅を黒糖とハチミツで煮詰めて作ったものです )
味噌と梅ジャムはチャツネ代わりに、甘みとコクを与えてくれます。

最後に、好みに応じて市販のルーやゴーダチーズを少し加えることもあります。
脂が多く含まれているだけにとろみがしっかり付くので。
ただ、その分カロリーも上がるので、なるべく最小限に留めるようにしていますが・・・

また、辛みのコントロールはガラムマサラで。
唐辛子が表面上の舌がしびれる辛さなのに対し、ガラムマサラは嗅覚にも働きかける辛さの点でお気に入りです。

このレシピは我が家の秘伝チェック
油分が少なく胃もたれもしないし、何より野菜たっぷりあげ

翌日のカレーうどんも楽しみだいいね!