実家の遠いダンナさんの義父母には、年に1回会いに行けるかどうかという状況のため、普段定期的に電話で話をしています。
義母はまるで私と女友達みたいに接してくれていて、特段用がなくても、
「 朝からパンとゴハンと両方食べちゃった! 」
「 今日はお義父さんと、ローズ・ガーデンに行ってくるのよ~ 」
「 昨日TV番組で○○の情報が出ていたけど、観た? 」
「 スポーツクラブで、クロール200メートル泳いできたわ。 」
などなど、電話での義母通信が届きます。
ちなみに、義父の趣味はガーデニング。
義母は洋裁のプロなので、薔薇の花が咲き乱れるお庭で、レースでフリフリの自作ドレスを着た義母がポーズをとっている写真が携帯に送られてきたり・・・
中身は永遠の乙女
(*^▽^*)
そんな感じで、姑じみた嫌味など全くない天然系の義母なのですが・・・
唯一ドキッとしてしまうのは、屈託のない義母の昭和発言。
私が結婚して始めてのお正月に帰省した際、元旦早々着物姿で義父母宅周辺のおうちをご挨拶して周ったのですが、その時は自分で訪問着を着ることが出来なかったので、着付けてくれた義母に
「 最近のお嬢さんは、自分で着物の着付けが出来ないのね~。
茶道や華道を習わないと、老後が暇になっちゃうわよ。 」
と言われ(↑時代は変わったのね…というニュアンスで)、
結婚してすぐには仕事を辞めなかったときには
「 結婚しても女性が外で働いているなんて、おかしいわ~ 」
と言われ(↑しみじみ憂う感じで…)、
「 お姉さんは○○女子大を出てすぐ結婚をされているのに
judasさんは男性ばかりの総合大学に入られて、
社会で苦労してきたなんて、大変だったわね。
けどもう息子と結婚したら、おうちでゆっくり過ごせるわ。」
と労わられてしまい、目がまんまるになりました
とは言え、着付けや茶道にはもともと興味があったので自発的に習うことにし、義母も喜んでくれるだろうと思って電話で話題にするようになったのですが・・・
今度は、
「 お習字を習わないと、お礼状を書くのに苦労するでしょう。
茶道を始めたなら、華道もやってみれば?
あ、お琴やお三味線も楽しいわよ~
和裁なら、いつでも教えてあげるわ 」
と・・・
(注:ダンナさん実家は、名家でも名門でもありません。)
果てしなく昭和ーーーーーー
てか、戦前か
ダンナさんいわく、
「 僕は弟と二人兄弟で、女を育てたことがないから
イマドキの女性がどんな風になってるのか分からないんだよ。
もともとひどい天然ボケだしね。。。 」
と言ってるけど。
義母からすれば、私は「 花嫁修業を一切してこなかった嫁 」であり、「要らぬ苦労をしてきた嫁」なんだろうなー。
結婚して約2年。
でも、義父母に会ったのは、結婚前の挨拶も含めて4回だけ。
それじゃ、家族になったとは言えども、まだまだお互いのことが良く分かっていないよね。
ダンナさんが実家に戻って同居という選択は皆無らしいし、年に1度帰れなくても「 仕事が忙しくて 」という言い訳がまかり通る状況なんだけど、電話で話をするだけじゃ、実母みたくは家族感覚が湧いてこないのが正直な心情デス。
こんなもの???
とりあえず、今日は父の日のギフトという名目の、義母への贈り物を調達しにお出かけしてきます~(笑)