フジテレビで今日、国会議員の野田聖子さんの出産育児

に関するドキュメンタリー番組が放映されますね。



野田さんが、不妊治療を経て高齢出産をされたことは

以前から知っていたものの、


① アメリカで、第三者の卵子提供を受けていたこと

② 内縁関係だった男性の精子提供を受けたこと

  (ただし、出産後に婚姻届提出)

③ 妊娠時から息子さんの体には異常が見受けられており、

  誕生直後から壮絶な手術・治療を繰り返していること


については、今朝の情報番組で放送された予告内容で

はじめて知りました。



その事実を知って、言葉を失うばかりです。。



同じ女性として、子供を望む一人の人間として

野田さんの「 母になりたかった 」という気持は理解できます。


けど、私が子供を望む気持ちの根本にあるのは


「 愛するダンナさんと自分の遺伝子を

 受け継ぐ子供を産みたい 」


という気持ちであって、表現するのはちょっと恥ずかしいけど

ダンナさんと私の愛の結晶が欲しいという想いです。



なので、第三者から卵子提供を受けてまで自分の身で子供を産むことに固執した野田さんに対しては、少なくない違和感を覚えてしまう、、、


それは、新たな命を作る前に、「宿命として諦める」という選択肢もあったのではないかと。




予告番組の中で、沢山のチューブを繋げられた息子さんが映し出されていましたが、その姿は視聴率稼ぎの見世物に思えていたたまれない気持になり、その感情を今も引きずっています。


野田さんが産んだ子供というより、野田さんが自分のエゴで作った人造人間に思えてしまい、かわいそうだとか残酷だという人間感情を越えて、倫理的憤りさえ覚えます。


スーパーウーマンとして脚光を浴びてきた野田さんですが、

1歳にも満たない我が子を病院に預けて仕事に行く姿は

到底、子供を想う母親の行為とは思えないのです。

(日本のごく一般的な母親は、0歳の我が子から

 寸分も目が離せないのが実情でしょう。)


第三者の私が想像できない葛藤が、

野田さん本人にはあったのかも知れませんが・・・



私も子供を望む女性の一人として、今から番組は見ようと

思いますが、とても複雑な胸中です。