お友達から電話があった。
その日はその後
別のお友達とも
電話することに
なっていたので
なんだかんだと
トータルで
３時間くらい話していた。
一人目のお友達は
去年インスタで繋がった方で
２回くらいうちにも
遊びに来てくれて
うちの夫も交えて
おうちごはんを楽しむ間柄。
時々こうやって
ぽこっと
連絡をくれるのだよね。
今って
電話するにしても
相手の都合を
あらかじめ聞いてから
電話することの方が多いけど
その友達は
思い立ったタイミングで
電話をくれる。
二人目のお友達は
数年前一緒に
仕事もしていたけど
ここ最近は
話してなかった。
彼女からもこの日の昼に
急に電話がかかってきたのだ。
２週間前に
うちの夫が倒れたことを
別の友達から聞いたとかで
びっくりしたようで
電話をくれたの。
彼女も夫のことは
知ってるからね
昼間はちょうど
母の通院に
付き添い中だったから
夜に話そうと
連絡を取り合ったのだ。
夫が倒れたことや
家族にまつわる
わたしの気持ちや
最近感じていることなど
話しても話が尽きず
携帯の充電が無くなるまで
話していた。
友達から電話が
たて続けに来るというのは
わたしにしては
とても珍しいことなのだけど
あったかい気持ちを
いただいたことが
心に染み渡っていき
とても嬉しかった
大好きな
お友達がいることは
とても幸せなこと。
ありがとう
わたしは友達が少ない。
いつも友達に
囲まれている人を羨み
自分はなんで
友達が少ないんだろうって
惨めに思ったこともある。
そんなことばかり思うのは
良くないと思って
いろんなところに出かけて
自分からコンタクトを取って
人に会おう
友達を作ろうと
意識的にやったこともある。
でもそれをしたところで
付き合いは広がるけど
わたしが求めていた
友達関係が
生まれることは
ほとんどなくて
落胆したこともあった。
今思えば
こんな
友達関係がいい！
と
勝手に自分の理想を決めてた。
そして理想と違ったら
ガッカリする。
とても独りよがりだよね
すごいこんな自分が
嫌だったから
あるとき
わたしは果たして
いつもいつも
仲の良い友達に
（しかもたくさんの）
囲まれることを
望んでるのかな？
と自問自答してみたら
わたしはそんなに
人に関心がないことに
気づいちゃったの。
気づいちゃった最初の頃は
人に関心がないなんて
いかにも冷たい人みたいで
とても嫌だったし
自分は幅が狭い
人間なんだと思って
自己肯定感が低くなったし
受け入れるのが
キツかった。
でも
よく考えてみたら
自分から友達を増やそうと
アクションを
起こしていたときは
自分を抑えてまでも
相手に合わせることが多くて
自分軸を
置き去りにしちゃうことが
多かったんだよね。
だからね。
わたしは
人付き合いが
苦手なんだなと
認めてしまうことにしたの。
頭では
寂しいと思ってるけれど
まずは自分の軸を感じよう
自分を取り戻そう
そう思って
自分が感じることや
自分が楽しいこと
これに集中していった。
そしたら
そっちの方が楽しかったし
楽だったの。
でね
不思議なことに
そうやって
自分を見つめてからというもの
誰といても
（以前のわたしよりも）
自分が自分で
居られていることに
気がついたのよね。
そして
わたしは別に
友達が嫌いなわけではなくて
ただただ
自分の時間を大切にしたい
そういう人なんだと
思ったのよ。
これって
キャラの問題だもんね。
とかく
わたしたちの世代って
横並びの一斉指導だから
（個性は二の次）
小さな頃から学校で
友達は
（できるならたくさん）
いる方がいい
しかも
心で話し合える友達が
いた方がいい
自分から友達に
かかわりましょう
そんなことを
知らずのうちに
刷り込まれていて
なのに
小さな頃のわたしは
その刷り込まれたことが
ずーーーっと
実現できなくて
（友達作り劣等生）
どうしたら
友達ができるのか
誰も教えてくれるわけもなく
引っかかったまま
大人になって
そこから自分で
逸脱すればいいのに
真面目さゆえに
それができなくて
大人になっても
苦しんでいたのかも
しれないなと思った。
半世紀近くなって
こんなことに気づくのも
なんだけど(^◇^;)
大人になってからも
友達関係で悩んでいる人も
いるかもしれないですね。
友達はいなくてもいいし
友達作り劣等生でも
いいんですよ☆
もっと自分を大切に
扱ってあげてくださいませ☆
誰かに素晴らしいって
あなたは素敵な人って
人に称賛されなくても
自分が認めていたら
それでいいんだから
わたしは今
大好きな友達と
つながっていて
とてもしあわせ
