障がい名に惑わされすぎないことも大事。 | 自閉症、発達障がいのお子さんの気持ちがわかるキネシオロジー

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言葉が遅い、出てこない、話すのが苦手!でも、お子さんは伝えたい言葉をもっていて、それを伝えようとしています。その言葉を受信するには、まずはかかわる人が、素直に受けとめる準備をすること♪自分と仲良くなるセラピーを提供しています。

わたしが教員の頃。

お子さんの障がい名を
公的書類に書くことが
よくありました。

でも煩雑だなと思ったのが

時代が変わるたびに
障がい名
変わっていくということ。

理由は
障がいに関しての
研究が進んで行くから。

まだ新しい分野なんです。

障がいを分類する上で
指標となるものは
いくつかありますが
有名なのが

米国精神医学会の『DSM-5』
(『精神疾患の診断・統計マニュアル』)

その中で
神経発達症、
という言葉が出てきます。

神経発達症には、
いくつかの障害が含まれます。

・知的能力障害群(知的障害)
・コミュニケーション症群/
コミュニケーション障害群
(吃音など)
・自閉スペクトラム症/
自閉症スペクトラム障害
・注意欠如・多動症/
注意欠如・多動性障害
・限局性学習症/
限局性学習障害
(ディスレクシアなど、
いわゆる「学習障害」)
・運動症群/運動障害群
(発達性協調運動障害、チックなど)
・他の神経発達症群/
他の神経発達障害群

これって
かなり広い概念です。

発達障害と
どう違うのか?

というところにおいては
見解もいろいろありますが

発達障害、よりも
神経発達症、の方が
広い概念、
とも言える、そうです。

難しい話になりました💦

わたしが書きたかったのは
障がい名に
惑わされすぎないことが
大事かなということ。

神経発達症専門の
お医者さん自体

今はものすごく
数が少ないと
言われていますが

専門の先生じゃないと
的確な診断を下せない
んじゃないかなと
思うんです。

診断名がつくと
病気もなんでもそうだけど

「○○症の○○さん」
「○○病の○○さん」
となってしまいがち。

診断名は大切だけど
それに頼りすぎることなく
その人自身を見つめること。

それが大切だなと
今来ているお客様を通して
学ばせていただいています。
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