わたしが教員の頃。
お子さんの障がい名を
公的書類に書くことが
よくありました。
でも煩雑だなと思ったのが
時代が変わるたびに
障がい名も
変わっていくということ。
理由は
障がいに関しての
研究が進んで行くから。
まだ新しい分野なんです。
障がいを分類する上で
指標となるものは
いくつかありますが
有名なのが
(『精神疾患の診断・統計マニュアル』)
その中で
神経発達症、
という言葉が出てきます。
神経発達症には、
いくつかの障害が含まれます。
↓
・知的能力障害群(知的障害)
・コミュニケーション症群/
・知的能力障害群(知的障害)
・コミュニケーション症群/
コミュニケーション障害群
(吃音など)
・自閉スペクトラム症/
・自閉スペクトラム症/
自閉症スペクトラム障害
・注意欠如・多動症/
・注意欠如・多動症/
注意欠如・多動性障害
・限局性学習症/
・限局性学習症/
限局性学習障害
(ディスレクシアなど、
いわゆる「学習障害」)
・運動症群/運動障害群
・運動症群/運動障害群
(発達性協調運動障害、チックなど)
・他の神経発達症群/
・他の神経発達症群/
他の神経発達障害群
これって
かなり広い概念です。
発達障害と
どう違うのか?
というところにおいては
見解もいろいろありますが
発達障害、よりも
神経発達症、の方が
広い概念、
とも言える、そうです。
難しい話になりました💦
わたしが書きたかったのは
障がい名に
惑わされすぎないことが
大事かなということ。
神経発達症専門の
お医者さん自体
今はものすごく
数が少ないと
言われていますが
専門の先生じゃないと
的確な診断を下せない
んじゃないかなと
思うんです。
診断名がつくと
病気もなんでもそうだけど
「○○症の○○さん」
「○○病の○○さん」
となってしまいがち。
診断名は大切だけど
それに頼りすぎることなく
その人自身を見つめること。
それが大切だなと
今来ているお客様を通して
学ばせていただいています。