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新規事業プロデューサーが読んでる本をご紹介していきます!!


新年あけましておめでとうございます!!!!!!!!!!
enoでございます.

昨春より病気療養中の身ではございますが,お見舞いや励ましの言葉を賜りまして誠にありがとうございます.

おかげさまで,移植の経過も順調で,昨年末に退院し,新年は自宅にて迎える事ができました!
現在は自宅にて快癒の日々でございます.これもみなさまのおかげです.

本当に「有難い」ことだと,身にしみて感じています.

当分は自宅療養の日々が続きますが,この感謝の気持ちを忘れることなく,復帰を目指して,自分がなすべきことに精進していきたいと思います.
(このブログをもって新年の挨拶に代えさせていただくこと,お許しください.)


さて,新年最初に紹介する本は以下の3冊です.

戦略プロフェッショナル―シェア逆転の企業変革ドラマ (日経ビジネス人文庫)/三枝 匡

¥680
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経営パワーの危機―会社再建の企業変革ドラマ (日経ビジネス人文庫)/三枝 匡

¥780
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V字回復の経営―2年で会社を変えられますか (日経ビジネス人文庫)/三枝 匡

¥840
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この3冊の著者は,BCGなどを経て事業再生コンサルタントとして活躍し,現在はミスミグループ社長を務めている方です(新幹線に乗っていると,名古屋あたりで見えてくる目立つ看板の会社ですね).

内容は企業の再建のプロセスを小説の形式で書いたもので,非常に読み易く,一日で3冊を読むことができました.読みやすいながらも,実際の経営コンサルティング・事業再生の現場の雰囲気を感じることができ,私にとっては実務のイメージが高まったという点で非常に有益な読書でした.

特にこの3冊を通じて最も感じたことは,

「思考のフレームワークは,個人で考える際にも有効なツールであるが,他者とのコミュニケーションツールとしても非常に有効である」

ということです.

フレームワーク思考といえば「個人が」MECEに考え,その枠組みの中で最も有効な打ち手を見出すために用いるもの,という考え方を強く持っていたのですが,上に挙げた3冊の中でリーダーが従業員に事業戦略を示す際に,2×2マトリックスなどを用いて説明する場面が数多くありました.

・思考プロセスを明確に相手に伝え易い
・思考の前提条件を相手に伝え易い
・(フレームワークを意識すれば)話が脱線しない

コミュニケーションにおいてフレームワークを活用することのメリットには,上のようなものが挙げられると思います.ちょっと話が複雑になってきたな,と思ったらフレームワークを利用して整理してみる,というのは,聞く側・話す側双方にとってコミュニケーション円滑化のための有効なアプローチであると改めて感じました.


※上記三冊のエッセンスが入った本としては,以下の本がお勧めです.この本では三枝匡さんと経営学者の伊丹敬之さんが対談した内容が書かれており,経営の現場の雰囲気よりもそれらの経験を理論化して説明しようとされています.

「日本の経営」を創る/三枝 匡

¥1,995
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オープンのみなさん,お元気ですか?
私は昨年はいろいろありましたが,元気になってきています!

体調が安定して主治医の許可が出たら,出社するので忘れないでくださいね.
私も白血病の経験を通じて多くのことを学びました.

「男子三日会わざれば刮目して見よ」

この言葉に恥じない様,勉強に励みます!

どうか今年も何卒よろしくお願い申し上げます.
こんにちは!
快癒の日々のenoです.

が,未だに退院間近にして足踏み状態です...

【現在のステータス】:
移植の拒絶反応が強かったために,ステロイドを大量に使用して炎症反応を抑えた結果,ステロイドの副作用で血糖値が異常上昇中.インスリンを注射しながら血糖値が安定すれば退院可.

ということです.

想定外の事態が頻発していますが,体調は良いので慌てず急がず確実に治します!


さて,

今回読んだ本はこちらの2冊です.

知命と立命―人間学講話/安岡 正篤

¥1,529
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運命を創る (人間学講話)/安岡 正篤

¥1,529
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安岡正篤は,吉田茂や池田勇人,佐藤栄作が師と仰いだ陽明学者として有名な方です.

今回読んだこの2冊は,
「なぜ我々は学問するのか」
「学問することによってどうなるのか」
という問いに,明確な答えを与えてくれました.

本書の要旨は以下の通りです.


1.『知命と立命』の要旨

学問をもっとも根本的性質によって分類すると,つぎの3つに分けられる.

(1)知識の学問
・知識,判断力,推理力など悟性により誰でもできるようになるもの.いわば機械的な能力を養う学問

(2)知慧の学問
・経験を積み,思索や反省を重ねて培われる直観的,人格的な学問

(3)徳慧の学問
・上の2つの学問を深めることで実現する,普通では得られない徳に根差した学問

 著者は,この徳慧の学問を「人間学」といい,この充実なくして個人・社会の隆盛はないと主張しています.

 そしてこの人間学には2つの条件(内容・目的)があると指摘しています.

①「窮して困しまず,憂いて意衰えず,禍福終始を知って惑わざること」
 これは『荀子』の言葉です.本当の学問とは,立身出世や就職のためではなく,自らに起きる出来事について,反応を自分で選択できるようになり,惑わないことが目的であるとしています.

 確か,『7つの習慣』でも似た趣旨の記述がありました.
 「responsibility=response+ability」の説明であったと思います.人間には刺激と反応の間に選択をする余地があり,人格を磨くことでその選択権を得,多くの選択肢を持つことができるといった内容であったと記憶しています.

②「自ら靖んじ,自ら献ずる」
 これは『書経』の言葉です.何のために学問をするかといえば,まず自己の自主性・自立性を練磨して自由を確立することであり,そしてそれによって世のため人のために尽くすためであるとしています.
 これも『7つの習慣』と非常に通ずるものがあります.
 「依存状態」→「自立状態」→「相互依存状態」と個人が人格を磨いて発展していく過程で要求される習慣として7つ挙げたのがフランクリン・コヴィーでした.自己を充実させてから社会に奉仕する.

 この一致は非常に興味深く,説得力がありますね.


2.『運命を創る』の要旨

「生命」という言葉がありますが,これひとつで「いのち」と読んだりする.
「生」というのは先天的なものであり自己選択できない絶対的なものである.
「命」とは,自分の生をどう使っていくか,人生の意味,使命とでもいうべきもの.これは自分で決定するもの.自らの原体験から自分で見出すもの.
よってこの「命」は本質的に限りなく創造変化し,運動して已まざるから,「運命」という.
人間の命は決して予め定まったもの,「宿命」ではない.

「命」には複雑ではあるが因果関係が存在する.
人間には知性・理性があるから,経験・体験によってこの「命」を研究し,自らに相応しい運命を創造していくことができる.これを「立命」という.

「我々がいかに無力であるように見えても,自然の一物でさえも実に神秘な素質を持ち,これを科学に
かけると限りなき応用がある.いわんや人間にどんな素質・才能があって,我々の学問修養のいかんに
よっては,どんなに自己を変化させ,どんなに世の中の役に立ち,世界を変えることができようか」
(本文より抜粋)


2冊の要旨は,
「社会の将来を決めるのは組織の完成ではなく,その社会に属する個人の価値の大小にかかっている.時代の変化は少数の革命家・革業家(現代でいえば起業家もそうであると思います)の魂が大衆に影響して起きているという事実からもそれは最も尤もらしい.自己の充実をはかり,この世界をより良いものにするために,我々は生涯学問し,常に新たな運命を創っていくべきである」

といったところでしょうか.

非常に分かりやすく大事なコトが書かれており,良書であると感じました.


日々精進しようと改めて決意しました!
それではまた!
ご無沙汰しております、miyaです。

今日の東京はポカポカとした陽気です、移動の電車の中から失礼します。最近読んだ本です。

「頭がいい」とは、文脈力である。/斎藤 孝

¥1,260
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この本の内容は、例えばどれだけ知識を持っていたとしても場の空気とそぐわない内容を話しただけでは全く意味がなく、むしろ発言自体はマイナスの価値です。

逆に言うとその場、その場に会う行動をできることが知性であるとのことです。

確かにその通りであって、また私たちが社会から必要とされ、かつ提供できる価値というのはこういうことではないかと感じました。

新規事業の立上支援というミッションを持った私たちは顧客の事業の現状をお聞きし、お客様が描くゴールを共有させて頂き共に事業を成功させるべく業務に当たります。

つまり、事業立ち上げの背景、事業の現状、描くゴールという文脈の中で現在最も課題となっている点を明らかにし、その課題を解決すべく知恵と行動力を提供します。

もう少し範囲を拡げると、その事業が国内の市場でどのようなポジションにあるのか、世界ではどのようなポジションにあるのかなどの文脈を把握する必要があります。

話が少しそれますが、昨夜東京でも一流と呼ばれるホテルに宿泊しました。今朝の朝食の場面では、お店の方がこちらの期待以上のサービスを提供してくれました。

おそらくその方は私がこうしたいだろうなぁという気持ちを読んで(つまり私の文脈を読んだ上で)サービスを提供してくれました。

文脈を読む、この本はモノを売らずサービスを売る業務に従事している世の
多くの皆さんにお勧めできるかと思います。

私としては今のこの仕事が、将来の世の中にどれだけ役に立てるかという感じられるような文脈が感じられやすい事業へ携わっていきたいと思います。


ちなみに。
斎藤孝氏の「上機嫌の作法」という本も個人的にはお勧めです。





こんにちは,enoです!
今日も,読んだ本と近況について書かせていただきます.

1.【読書】

フリー~〈無料〉からお金を生みだす新戦略/クリス・アンダーソン

¥1,890
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『ロングテール』で有名なクリス・アンダーソンの新刊です.

無料から収益を上げるビジネスモデルについての考察がテーマになっています.

要点を説明すると,

従来の20世紀型の無料とは,無料にした部分を他者が負担する(内部相互補助)という意味で実際には無料ではありませんでしたが,
21世紀型のウェブの世界におけるフリーとは,実質的に無料であると説明されています.

その理由としては,

①競争市場では価格調整によって製品・サービスの価格は限界費用までまで下がる
②テクノロジーの世界における情報処理能力,記憶容量,通信帯域の限界費用は,年々ゼロに近づく(ムーアの法則が有名ですね)
③アイデアから創られるデジタル商材のコストも非常に小さくなっている
④ウェブ経済はダンバー数をはるかに超えた参加者がいるために,実質的に各人の負担コストもほぼゼロ
(※ダンバー数:人間のコミュニティでメンバーが強い絆を維持できる構成員の上限数のこと.ちなみに私の母校である大学校でも「中隊」という120~150人の部隊が基本単位でした)

が挙げられており,

「ウェブ経済においては低い限界費用でコピーできる情報は無料になり,限界費用の高い情報は価値が高まっていく」と主張しています.

この無料化するウェブ経済でどうやって収益を上げる(マネタイズ)していくか.
Googleのビジネスモデルのように広告での収益化などがすぐに思い浮かぶかとおもいますが,
その他にも様々なアプローチが紹介されていて興味深かったです.

いくつか挙げますと,

―バーチャル製品
オンラインゲーム内で使える通貨やポイントをリアル経済で販売する

―会費
会費を払うことで無料で提供されている以上の機能・サービスを享受できるようにする

―商品
ウェブとリアルの商材をハイブリッドする(リアルな商品をウェブで管理するなど).

―不動産
セカンドライフのように仮想空間を商材にする.セカンダリーマーケットなどが創出される

などがあります.

本書の重要なポイントは,ウェブにおいて無料化はある程度避けられないことであり,それに抵抗するのは得策ではないということです.その現実からどうやって収益を上げるかという発想が重要であると主張されています.

賛否両論あるかとは思いますが,フリーというビジネスモデルを考える際に参考になる本であると感じました.

※フリーに関する記事で最近目にしたものです.参考までに.
http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/it/2670429/4985669


2.【近況】

11月中に退院できる見通しだったのですが,退院寸前のところで感染症にかかってしまい,退院は少し先延ばしになっております.

「サイトメガロウイルス」という,健康な人であれば体内にいても全く発症しないウイルスが原因です.
免疫抑制剤によって極端に免疫力が抑えられている影響ですねぇ...

まぁ,あせらずにしっかり治しなさい,という意味だと考えています.
逸る気持ちを抑える丁度良い知らせですかね.

毎日起きる大したことの無いように思われる出来事の全てに何らかの意味があるはず.
そう思って生活するだけで,一見受動的に見える入院生活もずいぶんアクティブなものになります.

そうだとすれば,日常生活に復帰したときには,この世はどれだけ刺激に満ちていることだろうか!

モチベーションは高まります.

ちょっとスケジュールが微妙になってきましたが,年内に一度出社できれば良いなと思います!

皆さんに支えられてここまで元気になってきました!

それではまた!日々皆さまに感謝!

お久しぶりです.急性骨髄性白血病と闘病中のenoでございます.
病状は確実に快方へ向かっております.これも皆様の温かいサポートのおかげです.

本当に有り難うございます.

【本の話】
今回目を通した一冊はこちらです.

いまは見えないものを見つけ出す 発想の視点力/三谷 宏治

¥1,575
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どういった内容の本か一言でいえば,「正しく発想するための考え方」について書かれた本です.

一般的に面白いアイデア出しをする際には,ブレーンストーミングなどでアイデアを出し,それらから共通項などを見出してまとめていく「発散と収束」による方法論がとられます.
しかし著者は,「発散と収束は尖ったアイデアを丸くするという点で,優れた(尖った)アイデアの可能性を排除してしまう」としてあまり有効ではないと指摘しています.

著者は正しい発想のプロセスを

「発見・選択・探究(分析)・組み合わせ」

の4つのステップで進めるべきであり,それらステップは次の3つの視点を意識して進めることが有効であると主張しています.

①「比べる」視点

―全体を比べ「矛盾」を発見する
・初期にヒアリングなどでデータ収集する際,データから共通点を見出すのではなくて,データ間の矛盾を見つけ,それを深堀りしていく

―広く遠く比べて「不変」「変化」を発見する
・初期分析の際は時間軸を大きくとり,空間的にも広くデータを観て,時・場所によって変化するもの・しないものを見つける

―例外と比べて差を探る
・相関図においても外れたプロットを深堀りしたり,市場調査でもエクストリームユーザーを徹底的に観察してインサイトを得る

―「周縁」「その他」を探って比べる
・中央ではない辺境・周辺の成功事例や,従来の枠組みでは分類できない「その他」のようなインシデントにこそ,発想のジャンプが存在する


②「ハカる」視点

―ヒトは行動を観てハカる
・「エスノグラフィー」(=徹底的なヒアリング調査+参与観察)によって,ヒトの行動をある程度定量化することでマーケティングや開発に対するインサイトを得る(10%の確率でしか正しくないかもしれないが,興味深いインサイトを得るアプローチ)

―未来はカンを定量化してハカる
分析ツールや統計や経験に頼りきらず,目利きたちのカンを信じてみる.そのカンをハカれば,ある程度未来を見通すことができる.
⇒「誰のカンが正しいか?」「どれくらい先の未来を予測できるか?」を記録・整理してハカる

―バラしてつなぎ直す
・データの塊を,製品の軸(部品別,コンポーネント別など)でバラしてみる.顧客の軸(セグメントではなく顧客単位)でバラしてみる.時間の軸(月単位,日単位)でバラしてみる
⇒新たな発想が出る可能性

③「空間で観る」視点
―アイデアを普遍化する
・優れたアイデアについて学ぶ時,そのアイデアが優れている要因を分析して理解するだけでは不十分である.それを分析しパターン化すること.ただスゴいや面白いでは終わらせずに,その本質に迫ることが重要


平易な文章で書かれた本ですが,応用範囲の広い考え方が書かれており,良書であると感じました.

※本書のサマリを図にしてまとめたのですが,アメブロはPDFがアップできず,こんな小さい画像ファイルしかアップできませんでした(泣)
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【近況報告】
本日は移植して30日目です,3日前に骨髄穿刺(腰骨に針を刺して骨髄液を抜くという,噂の痛いやつです.嫌いです)をしましたが,ほぼ正常値に回復しており,今月中には退院できる予定です!

実は,移植してからの経緯を説明しますと,移植して14日目くらいまでは強い拒絶反応もなく順調だったのですが,15~22日目位に拒絶反応がみられ,さらに感染症とのダブルパンチで相当に苦しい1週間を過ごしました(今までの治療で一番苦しかったと思います).

しかしそれをクリアして,今は日に日に体調が良くなっているのを実感しています.体に血が通っているのをひしひしと感じます.

個人的には,いつでも復帰できるような気がしています.
(とはいえ,免疫抑制剤を飲んでいるのでちょっとした細菌にすぐ感染してします状況です.なので逸る気持ちを抑えつつ,今できることに意識を集中させるよう常に胆に銘じています.)

今は復帰に向け,知的ベースづくりと体力回復に励むべく,退院後のスケジュールを組んでいます.

主治医との相談次第ですが,経過が順調で許可が出れば,年内に出社したいと考えています.

行かないと皆に忘れられそうなので(笑)
その際には前もって連絡します!

以上,今期のテーマは「圧倒的なinput」のenoでした.


こんにちは.enoです.


本日無菌室を脱出し,準無菌室に移動しました.これで携帯もつながるようになります.
(連絡をくれていた方々は返事できなくてすいませんでした)


ここ数日発熱が続いていますが,移植の経過は順調だそうで,年内には退院して自宅療養に移行できるかと考えています.


これからは拒絶反応とうまく付き合っていくフェーズに突入です.春までには復帰できるよう,確実に治療していきます!


さて,今回読んだ本はこちらです.


グランズウェル ソーシャルテクノロジーによる企業戦略 (Harvard Business School Press)/シャーリーン・リー
¥2,100
Amazon.co.jp


グランズウェルとは,


「社会動向であり,人々がテクノロジーを使って自分が必要としている情報を企業などの伝統的組織からではなく,お互いから調達するようになっていること」


と定義されています.


タイトルの通り,SNS,ブログ,Twitterなどのソーシャルテクノロジ(ソーシャルメディア)をどのようにしてビジネスに活用するかについての方法論を書いた本です.ソーシャルテクノロジの全体像を俯瞰する上でも良書であると感じました.


本書において特に印象に残ったポイントを2つ書きたいと思います.



(1)「ソーシャル・テクノグラフィックス・プロフィール」について


ソーシャル・テクノグラフィックス・プロフィールとは,標的顧客がグランズウェルとどう関わっているのかを分析し,アプローチする戦略をたてるためのツールです.


具体的には,どんな活動に参加しているかをもとにグランズウェル参加者を次の6つのグループに分けています.


①創造者
 ⇒ブログを書いたり,自分のWebページを公開したり,you tubeにビデオを投稿したりする人
②批評者
 ⇒wikiを編集したり,レビューを投稿したり,他者のブログにコメントしたりする人
③収集者
 ⇒はてな等のソーシャルブックマークにタグ付けしたり,RSSリーダーを利用したりする人
④加入者
 ⇒SNSや,Twitterに参加している人
⑤オブザーバー
 ⇒他者のコンテンツを利用する人
⑥不参加者
 ⇒①~⑥のいずれにも参加していない,グランズウェル参加者


これは複数のタイプに分けられる人がいるのでMECEな分類ではないですが,任意の集団のソーシャル
テクノロジー利用度を把握できる点で有用です.

利用度が高い集団にはマーケティング施策にソーシャルメディアを重用することで,高いROIが実現できそうだと感じました.


切り口が新鮮で,強く印象に残りました.



(2)グランズウェルの将来


人々をグランズウェルに駆り立てる「人とつながりたい」という欲求は,今後時が経っても変わらな
いと思います.

全ての人々はソーシャルネットワークを介して親しい人々とつながるようになり,全ての取引は格付けとレビューの対象となり,新しいテクノロジによって検索エンジン以上に欲しい情報にアクセスできるようになると考えられます.


そうなると,「情報の非対称性」が存在する余地が今後ますますなくなっていくと思われます(当然,これは形式知について言えることですが).

そう考えると,価格.comやAmazonのレビューのような情報がますます重要性を増していくと予想されます.

ここに新規事業の可能性があると感じました.

(個人的には@cosmeや食べログのような情報プラットフォームに注目しています.あらゆる製品・サービスの格付け・レビューを集められればベストだとは思いますが,現実にはAmazonも本に,価格.comも家電製品にレビューが集中しています.よって,特定の製品・サービスに特化してクチコミなどの情報を集めるようにする事業に可能性を感じています)




体調の変化が激しいのでなかなか思うようにスケジュールを組めませんが,

「今できることは後回しにせず,今すぐやる」の基本を念頭に置いて頑張ります!


ご無沙汰しております.enoです!

一時退院中に出社する予定だったのですが,移植を控え,新型インフルエンザのリスクを回避するために断念しました(事前に連絡できず申し訳ありませんでした).

新しい仲間と会ったり,シンガポールみやげを頂こうと考えていただけに残念ですが,今は確実に白血病を克服し,元気に出社する日を目指して集中しています!

今日も
1【本の話】
2【個人的な話】
の大きく2つに関して書きたいと思います.


1【本の話】
今回読んだ本はこちらです.

選ばれるプロフェッショナル ― クライアントが本当に求めていること/ジャグディシュ・N・シース

¥2,100
Amazon.co.jp

スローガンの伊藤社長が感銘を受けたとブログで書かれていたのを拝見したのが切っ掛けです.

本書のテーマは,

「案件ごとに専門的知識を提供するだけの単なるエキスパートと,クライアントから信頼され長期的関係を築くプロフェッショナルでは一体何が異なるのか?」

というもので,文中ではこれを「7つの特質」という観点から分析しています.

その7つの特質を簡単に説明すると,

①無私・独立
 クライアントに献身的でありながらも,従属せず中立的な立場を保つことで価値を提供し続ける
②共感力
 クライアントがどういう人間で,どのような境遇にあるのかを様々な方法で理解し,クライアントの真のニーズを汲み取る
③ディープ・ジェネラリスト
 プロフェッショナルとしての専門的スキルを醸成しつつも,同時に幅広い教養を持つ
④統合力
 大局的(戦略的)に考えることで,全体像を捉えたうえで物事の重要性に優先順位をつける
⑤判断力
 健全な意思決定は,次の3要素からなる.「判断」=「事実」×「経験」×「個人の価値観」
⑥信念
 自己に確固たる人生観・価値観があるかということ.最終的な判断は自己の信念に適うか否かで決定
⑦誠実さ
 金銭で得ることはできず,金銭に匹敵する程に重要なもの.クライアントとのゆるぎない信頼醸成には不可欠なもの.信頼=(「誠実さ」×「能力」)/リスク

となります.①~③の特質は《基礎フェーズ》とされ,それを基に③,④の《思考フェーズ》が構築されます.
更にこの《思考フェーズ》をベースに⑤~⑥の《人格フェーズ》が作られるモデルとなっています.

読後の感想としては,スティーブン・コヴィー『7つの習慣』を,クライアントを抱えるプロフェッショナル用にアレンジした様な印象を受けました.新規事業立ち上げのプロフェッショナル集団の一員として,自分のキャリアを考える上で非常に参考になるモデルだと感じました.

期末・期首の時期,セルフマネジメントプランを考える時に有用なフレームワークになるのではないか
と思いました.


2【個人的な話】
実は今日(10月21日),私は2回目の誕生を迎えます.

本日が,父親の血液幹細胞を移植する日なのです(これを医療実務ではDay-0と言うそうです).
父親によって再び生を受ける.2回目の誕生とは,そういう意味です.

正念場は移植後の拒絶反応(GVHD:Guset VS Host Disease 父親からもらった血液幹細胞を自身の血液幹細胞が異物と認識することで攻撃し,様々な障害を引き起こすこと)との戦いになりますが,不思議と心は落ち着いています.少しは精神的に成熟してきたのでしょうか.

今回の読んだ『選ばれるプロフェッショナル』との関係で述べると,白血病との付き合いは,お金では買うことのできないプロフェッショナルの特質を養う機会になっていると考えられます.

例えば,「共感力」の観点でいえば,自分とは無縁だと思っていた長期の入院生活を経験したことで,「もし自分があの様な状況にあったらどうするだろうか」という事について,より深く考え,理解することができるようになったと感じています.

また.「信念」の観点でいえば,「人はいつか必ず死ぬ」また「人はいつ死ぬか分からない」という真理を文字でなく実体験として学んだので,自分の命をどう使うかという観念,つまり使命感についても非常に深く思索することができています.


まぁ,人生いろいろありますが,あらゆる機会が成長のチャンスということですね!
"8 Mile"という映画のコピーが"Every moment is another chance."だったのを思い出しました.


それではこのへんで.次回は『グランズウェル』の感想を書く予定です.


こんにちは.enoでございます.


遅くなりましたが,9月4日に23歳になりました.

これからもより一層精進してまいります!


今回は
1【読書の話】
2【病気の話】
3【後記】
の内容でお届けします.



1【読書の話】
最近様々なジャンルの本を読んでいますが,その中でも特に印象に残った本を一冊紹介したいと思います.


地頭力のココロ 本質を見る思考力を育てる物語/細谷 功

¥1,575
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問題解決の思考法を,ストーリー形式で,ケース・スタディを織り交ぜて易しい文章で書かれた本です.
今まで様々なロジカルシンキングの本を読んできましたが,この本は最もわかり易い本の一つだと思います.


本のポイントを挙げると,


①全ての問題解決の思考の基本はWhy(目的)⇒What(目的達成のためにすべきこと)⇒How(具体的な手段)である
②「ビジネス」=「クライアントの問題を解決し,CSを最大化すること」
③ max(CS)=仕事の成果-顧客の期待値
④顧客の期待値は変動するため,顧客満足を最大化するには(1)仕事の成果を最大化する,(2)顧客の
期待値を管理する,の2点を考慮する必要がある


といったところが,わかり易く説明されています.


問題解決・ロジカルシンキング関連の本といえば,どこか堅苦しかったり,とっつきにくい,または具体的な問題にすぐに活用するのが難しいという印象を持っていましたが(私だけ?),この本は,そういう人にこそお薦めしたいと思います.
(例えば『ロジカルシンキング』,『考える技術・書く技術』などがどうも頭にすんなり入らず,消化不良を起こしているという人は,まずこの本を読んでから取り組めばうまく消化できるのではないでしょうか)


「なぜゼロベースでの思考が重要なのか?」
「なぜMECEに考えるのか?どうやってMECEに考えるのか?」


昔から「人に教えられるようになってはじめて物事を理解したと言える」と言われますが,その意味では問題解決の要点はこれ一冊を読むだけで人に説明できるようになれます.



問題解決を考える時のはじめの一冊に.



2【病気の話】
9月1日から再び入院しております.
当初は9月中に骨髄移植をする予定だったのですが,現在の病状から判断するに,もう一度抗癌剤による化学療法を実施した方が望ましいとのことで,10月に移植の運びとなっています.


「病は福音なり」という言葉を聞いたことがあります.


健康であることは素晴らしいことです.健康を害されると様々な活動が制限され,自己実現が阻害されることは否定できません.しかしながら,病はそれ自体不幸な出来事ではない,最近特にそう感じています.


病気の治療期は,健康な時には考えなかった,自分の人生観・哲学について再考する絶好の機会
になっています.そして自分は何をしてこれからの人生を歩むべきか,新たに決意することができるようになっています.


精神的成熟のスピードは,今がピークなのではないか.そう自負しています.



また,「好況よし,不況またよし」という,松下幸之助氏の言葉があります.

不況においては、好況の時には見えなかった部分が見えてくる。目の前の事象に踊らされることなく、長期的な視点から不況も経営を見直す一つ機会と捉えて取り組むことが重要だという趣旨の言葉です.



この2つの言葉の本質は,同じなのではないでしょうか.



最後に.V.E.フランクルが,次のような趣旨の言葉を残しています.


「自分の生きる意味は何か,と問いかけるべきではなく,生きることが我々から何を期待しているかが問題である」


つまり,私たちは日々生きる中で遭遇する経験に,どのように反応し,どのような答えを出すのかを期待されているという考え方です.


自分の人生は予め決まっているものではなく,自分で決定するものである.

この実存思想は,今では私の大きな支えとなっています.



3【後記】
あれこれ思いついたことをそこはかとなく書き綴ったので,煩雑な文章になってしまいました...


10月頃に余裕があれば出社したいと考えています!
おそらく,今後の治療スケジュールを考えると今年最後の出社となると思います.

それでは,また.<終>


それでも人生にイエスと言う/V.E. フランクル
¥1,785
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皆さんこんにちは.
白血病と格闘中のenoです!


久々にブログをアップします.
(ここ一ヶ月間全く読書していなかった訳ではありません.病室の
インターネット環境が悪かったんです.本当ですよ!)


今回はこの本に関して書きます.


コンテキスト思考 論理を超える問題解決の技術/杉野 幹人
¥1,680
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A・Tカーニーのコンサルタントのお二方が書いた,7月の新刊です.

文字や数字などを「コンテンツ」,そしてその「コンテンツ」の背後に
ある文脈や前後関係などを「コンテキスト」と定義し,ビジネスにおい
て他者より一歩先を行くおもしろい成果を出すためには「コンテキスト」
の理解が重要である,というのが本書の主張です.


論理的思考をここ最近重視して勉強していた私は,少し視野狭窄に陥って
いたかもしれないと本書を読んで感じました.確かに本書で「コンテンツ」
と呼ばれている定量的データなどから導き出される示唆は,ありきたりな
ものであり,いわゆる「おもしろい」提言にはなりにくいという指摘は納得
でした.


本書ではその「コンテキスト」の理解には次の3つを考えることが有効であ
ると書かれています.


①関係性に着目する.
 物事の相関関係だけではなく,因果関係などのウラのつながりについて考
 察する.
②価値観を意識する.
 他者にとって良いものは自分にも良いと考えるのではなく,自分が何に価
 値を見出すのかを明確にすることで,意思決定におけるぶれない軸を作っ
 て独自の「おもしろい」意思決定をできるようにする.

③目的を考える.
 何のために行動するのか,あるべき姿を共有し,共感を得ることで,「お
 もしろい」成果へ向かう原動力を生み出す.


そして,上記3つのベースとして,「楽観」と「教養」が必要であると主張
しています.


論理的思考はビジネスパーソンとして最低限習得すべきものではあるが,他者
(他社)とは違った,付加価値の高い成果を出すためには論理的思考の限界を
理解し,物事の背後にある曖昧模糊としたものへの深い洞察が必要である.そ
の洞察力を高めるためには,幅広い教養を身につけることで知識の引き出しを
増やし,それを適時適切に用いること.そして前例のない成果実現のためには
必要以上に慎重にならないことが肝要である.


というのが本書の結論だと考えます.コンサルティングファームのマネージャー
がこのような主張をしている点が興味深いと思います.コンサルタントといえば
データ至上主義のような考えをするという偏見を持っていましたが,どうやらそ
うでもないようです.きっと論理思考を追求した結果,本書のような考えの重要
性を痛感したのだと推測できます.



データでは説明できないものについて考えるのは難しいですが,それゆえに興味
深いです.病気になったのが興味を持った切っ掛けかもしれません.脳科学など
は今最も気になるキーワードです.

私もビジネス関連の本だけを読んで視野狭窄にならずに,幅広いジャンルの知識
をインプットし,統合し,おもしろいアウトプットを実現できるように精進した
いと思います.



<おわりに>
今日(7/13)からまた治療のため入院します!約一か月でまた一時退院の予定で
すので,その際にはまた出社します.なので皆さん僕のこと忘れないでください(笑).

連続投稿のmiyaです、こんばんは。

突然ですが、皆さん最近ホタル見たことありますか。私の実家では庭と畑に飛んでいるとのことで、祖母からすれば全く珍しいことはないそうです(確かに小さい頃ホタルを捕まえた記憶があります)。この週末に社のメンバーが山奥の温泉に行くと聞いていました、ホタルは見れたのか、明日聞いてみようと思います。


さてさて、こんな話題は置いておいて。

今回の本はこれ。


人を見抜く技術──20年間無敗、伝説の雀鬼の「人間観察力」 (講談社プラスアルファ新書)/桜井 章一

¥880
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マージャン(というか賭け事全般)にほとんど興味がない私ですが、著者の桜井さんはマージャンの天才として有名人のようです。

この本では桜井さんの独自の人の観察眼が書かれておりいます。なんとなく理解はできるものの正直なところ身につける具体的な方法が想像がつかないくらいの天才的なその感覚には驚かされます。

さて、この本の最後に「存在感のある人間」になるためのアドバイスが書いてありますので、共有までに記載します。

・・・・・ここから・・・・

存在感の幅を広げるには、日常生活の中で、なにごとに対してももっと"当たり前"という感覚を持つことが必要だ。(中略)「すべてあり得るんだよ」という感覚だ。

そういう感覚を持ち続け、自分の人間としての間口を広げて対応できる心構えをつくっていけば、存在感というものは自然と滲みでてくるものなのだ

・・・・・ここまで・・・・

さらっとした文章で非常に読みやすい本です、私達が感じられない「感覚」を持った方の本です、ちょっとした合間に読んでみると面白いかと思います。

人を見抜く技術