Compiere入門―ついに可能になった!オープンソースERPで基幹システム 出版

Compiere(コンピエール)の入門本が出版されました。
ユーザ企業の視点に立ち、オープンソースERPで実現できる機能がわかりやすく書かれています。
~「はじめに」より~
ERP(統合パッケージソフト)導入は中堅・中小企業にとっても大いに戦力になりますが、大企業のように多額の費用をかけて導入するわけにはいきません。その回答の一つとして、このオープンソースERP「Compiere」という製品があります。この製品がどういうもので、どれくらいの範囲をカバーしているのかという概要をまずつかんでいただくために本書を執筆しました。
著者略歴
ジリムト
吉日木図。株式会社アルマス
代表取締役社長。1989年内モンゴル大学電子学部修士卒業。内モンゴル・コンピュータ・センターにて10年ほどモンゴル語のシステムとその他情報管理システム開発を行う。1998年から日本で、株式会社ジャパン・コンピュータ・サービス、GEインターナショナル・インクにて業務システム開発、オラクルEBSシステムの運用管理、導入コンサルティング、アドオンおよびインターフェース開発の経験を積み、2003年8月にアルマスを創立。主にオープンソース・ベースのシステム開発を行い、自社開発プラットフォームjWare(Java Web Application Rich Engine)をベースに多数のプロジェクトを完成する。2005年8月から、オープンソースERP「Compiere」の日本語化および日本商習慣適用開発プロジェクトをリードし、日本中小企業向け導入サポートを行う
山崎 扶実子
株式会社アルマスERPソリューション部システムエンジニア。オープンソースに特化したIT企業にて多数のWebシステム開発プロジェクトに携わり、2006年よりアルマスに参画。以降、オープンソースERP「Compiere」の日本語化プロジェクトにて日本語化翻訳を担当、また業務、技術トレーニングの資料作成、トレーニング実施。日本商習慣適用開発および日本語版パッケージの導入コンサルタントとして、多数のプロジェクトに従事
谷 巌
株式会社ITC総合研究所
代表取締役。1979年名古屋工業大学卒業。日本電気株式会社にて汎用コンピュータの基本ソフトウェア研究開発に従事。その後、監査法人トーマツマネージメントコンサルティング部門にて、上場準備として内部統制を含む企業の仕組みづくりに従事。以後、企業成長の基盤づくり・体質強化・業務改革など経営とITのコンサルティングを行ってきた。ITコーディネータ資格取得後、ITC‐ERP研究会を主宰。2007年7月、株式会社ITC総合研究所を設立
用松 節子
株式会社ITC総合研究所取締役。東京農工大学卒業後、大手コンピュータメーカ系会社にてシステムエンジニアとして従事。ITコーディネータ資格取得後独立し、中堅・中小企業を中心に情報化を絡めた業務改善のための業務分析、To‐Be策定、実現化計画、新業務導入など経営とITのコンサルティングを行っている。現場と人に目を向けた企業体質の強化・業務の整備と、それを支えるIT活用を経営者とともに考え、推進支援することを得意とする