ヨーロッパでも上演が少なく、日本での上演はなんと!80年ぶりという。
80年ぶりという事は、今回見逃したら生きているうちに上演されないかもしれない・・・
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名作オペラだそうでデッセーのCDでお勉強日記を掲載しました。

今回ヨーロッパを席巻している人気絶頂の歌姫ランカトーレが歌う超絶技巧のコロラトゥーラは一番の聴きどころ!

こんな誇大広告で売り出しています。
しかし前回「ルチア」は評判ほどではないと感じました。前回のおぺきち日記はこちらをみてね。

さて上野に到着すると開演時間ギリギリに到着し席に座って会場を見渡してみると、ほぼ満席に近かった。

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本日のキャスト
【キャスト】
 ラクメ :デジレ・ランカトーレ   ニラカンタ:エルネスト・モリッロ
 マリカ:イレーナ・ペトコーヴァ  ジェラルド:チェルソ・アルベロ
 エレン:アンドレア・ザコンシェク フレデリック:プレドラグ・ストヤノヴィッチ
ローズ:サビーナ・チュイヴィラック ミス・ベンソン:スヴェトラーナ・チェルシナ
 ハジ:ドゥシャン・トポロヴェツ
スロヴェニア国立マリボール歌劇場管弦楽団・バレエ団
【指揮】フランチェスコ・ローザ 【演出】プラーメン・カルターロフ
【装置】ミオドラッグ・タバチュキ 【衣装】アンジェリーナ・アトラギッチ
【場所】東京文化会館(上野)

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『ラクメ』はバレエは上演されているが、おぺきちは「鐘の歌」と「花の2重唱」をリサイタルやCMで聴くのみ。
幕間などニュースキャスターの筑紫哲也さんなど、顔を見たことがある方々も目に付き、こういう人達は招待券なんだろうなぁ・・・と、うらやましく思いつつ
感想Wo少々期待したものの前奏曲???かなりオケのバランスが悪い!祈祷のシーンは衣装がまさに、↓感じでとても綺麗

オケはゆったりとしたテンポで始まり合唱のタイミングがあわず・・・から始まりました。指揮とオケも合唱もって感じでしょうか。新国などの合唱を使ったほうがレベルが高いのではと思う位ランカートレ登場!この人本当に綺麗なんです!!!しかし最初に目についてしまったところが・・・お腹のお肉おぺきちのように2段バラになったオペソの周りのお肉が目につき、わが身を。すぐに1幕の見所「花の2重唱」が始まりましたが、マリカ役の人の方がうまいじゃない?ランカートレは、予想していたとおりだが、美しいのでジェラルドが惹かれた気持ちは納得できる美しさなのです。ドリーブといえば「シルビア」「コッペリア」バレエ曲で有名で、2幕ではバレエが堪能できました。ブルーの衣装で踊るシーンは技術はわかりませんが、これだけの時間をバレエが堪能できるオペラも稀。とても綺麗でインドの神秘性を感じ予習でCDで聴くよりも視覚で見たほうが感動です!

イギリス婦人役の人達も耳をふさぎたくなるくらい下手。舞台はニラカンタが聖域に入ったジェラルドを見つけだすために、ラクメに歌を歌わせる有名な「鐘の歌」。ルチアの時と同様・・・中音や低音が伸びずこの時に地声や音をはずしなどありましたが、高音は本当に見事で一瞬夜の女王も出来そう!と思いました。Muuさんのおっしゃるとおり、練習をすることが必要なのだと感じます。これだけの技術がありながら、声に艶っていうのでしょうか?印象に残らなく感情が伝わってこない・・・本当にもったいないと感じます。しかし、これでもランカートレの独り舞台でした。この公演は初めから日本とスロヴェニアの国交15周年を記念し引越し公演になったそうです。それなのに舞台は大変簡素で、全体的に皆様声が通らないため文化の会場だとカナリきついと思いましたが、バレエも見れたし、衣装はよかったのし、最初から最後まで優しいメロディー。ランカートレの感情の伝わってこない”天使の声”。「ラクメ」は巫女だし、天女だと思えば空気みたいだし、ラクメは美しく高音は伸びは悪いが綺麗だし・・・お客は皆大絶賛で拍手してるから、おぺきち以外は感動してたのかも知れない。妙に納得してしまい・・・初めて見た作品だし、よしとするか!