(明日以降ロケ三昧なので、本日再び更新し、
更新稼ぎのせこい、わたし…)
以前、映画化もされた『半落ち』を読んだのですが、
それ以上にテンポが良く、
アッと驚くストーリー展開でした。
中身は6編の短編集で、いわゆる“刑事”モノ。
シチュエーションコメディならぬ、
シチュエーションミステリーって感じ。
県警本部・捜査第一課・強行犯捜査係が舞台。
全部で3班登場し、
それぞれに個性的な班長が。
笑わない男・一班朽木
公安上がり、冷徹男・二班楠見
動物的勘を持つ男・三班村瀬
捜査方法などめちゃくちゃだけど、
三班合わせての検挙率は、ほぼ100%。
各班長の個性そのままの捜査で、
次々と事件が解決されて行きます。
しかも、シチュエーションはほとんど動かないのに、
話はクルリと変化。
さらに、オチの付け方が絶妙です。
各班長の個性を生かした、
事件解決には感嘆しきりです。
久しぶりに、ミステリーで“オチ”部分の
2度読みしちゃいました。
(わたしはスッキリオチがつくと、
その快感を味わいたく、オチを2度読みする癖が…)
特に『囚人のジレンマ』では、三班同時に事件が発生し、
バチバチの火花を散らしながらも、
かなりほっこりした解決を見るのです。
で、ココでフトした疑問が…。
「わたし、この話知ってる」
そう。わたくし、2時間ドラマで、
ほとんどの話を見ておりました…。
その事に気づいた時は、かなり驚きでしたが、
(4話目ぐらいで気づきました)
ドラマも大変よくできており、
ドラマで肉付けされていたエピソードなどを踏まえて
小説を読むことで、
より、班長なり、刑事なりに、
感情移入ができました。
サラッと読めるけど、味わい深い。
そんな短編ミステリー。
かなり、オススメです。