映画『博士の愛した数式』 | おぺ~の読書日記

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【本を読んでの感想や、その作品に対する思いなどをつづっていければと思います】

だったのですが2008年11月に娘を出産。すっかり“おぺーの育児日記”になっていますがタイトルはそのままで。

旦那様にあっさり断られた、“博士の愛した数式”映画版。
ちゃっかり、見に行ってきました♪。

本の余韻が十分にある時に見るので、
若干の不安もありましたが、
かなり大満足でした。

本では語りきられていなかった部分を
丁寧に表現してくれていたので、
映画を見ての、新たな発見! ってのもありました。
なかでも、キーとなる『オイラーの公式』
家政婦と未亡人の諍いを納めるために、
博士が書き記すのですが、
何度読んでも意味がわからない。
本中家政婦さんが
「博士に聞いたらすぐに意味を教えてもらえるが、
 自分で調べよう」
とあり、『なんで聞いてくれへんのぉ~』と
歯がゆく思っておりました。

でも映画では本にはない、
“昔・博士から未亡人に宛てた手紙(オイラーの公式付き)”
ってのが出てきており、
ソレを踏まえる事で、
博士が書いた意味、そして、未亡人が納得した意味を
わたしでも理解することができました。

博士の変人なのに温かい人柄、
家政婦さんの真っ直ぐな人柄、
ルートの愛らしさなどなど
本から飛び出てきたような配役で
見ている間中、ほっこりできました。

もちろん、一番好きなエピソードがなかったり、
外出嫌いの博士の野球シーンに違和感を感じたり、
ルートの博士への愛情が希薄に感じたり、と
すべてが大満足だった訳ではありません。

それでも、オイラーの公式が解けた丁寧さは、
わたしにとっては余りある幸せです。
しかも、今回も同じく本を読んだ人との鑑賞。
同じ目線で、同じ疑問を持ち、
同じ所で共感できる。

本もいいけど、映画もね。
な、幸せな気分でした。

本と映画、どちらもオススメです。

ただ、1つ注意点。
何となく「泣ける話」を想像しているあなた。
別に、泣ける話ではありません。
特に誰が死ぬわけでもなく、
波瀾万丈な人生が待っている訳でもありません。

でも、『何だか最近荒んでいるわ⋯』と言う人には
“温かい気持ち”になれること請け合いな
優しいお話です。