たまには良いことを書いてみよう『ルーキー看護師奮闘』☆ | アラフォーおぺぺの肺がん記録

たまには良いことを書いてみよう『ルーキー看護師奮闘』☆

久しぶりからの早速の二日目笑

 

良いネタがあったから書きます

けっこう僕にしてはマジメな話です

自分に酔ってるナルシストネタかもしれないけど…

 

気分害したらゴメンネm(_ _ )m

 

点滴の話

僕は点滴終了時、針は毎回抜いてもらってます

腕に何かあるのがうっとうしいからと、シャワーの時ラップされるのが気持ち悪いからです

毎日点滴が始まる前にシャワーを浴び、サッパリした状態で針を刺してもらいます

 

他の病院に入院した事がないのでわからないですが、僕が入院する病院は担当看護師が毎日変わります。

もちろんベテランもいれば当然1年目の新人もいます。

 

昨日は採血も点滴も特に上手な(痛みも感じさせない)看護師が担当だったので楽に事が運びました。

 

今日は、1年目のちょっと不器用な頑張り屋さんの看護師さんが担当です

会話は何度もしたことがあるので仲良しなのですが、どうも点滴は苦手という彼女

 

左腕

1度目はかなり痛かった上に刺さっても送れない(?)と、もう一度やり直させてほしいと願い出る 失敗

当然彼女は申し訳なさそうな表情を浮かべっぱなし

2度目は刺したはいいが血管が逃げる 失敗

表情にあせりが見える

右腕

3度目も血管が逃げるとのこと 失敗

 

因みに僕の血管は見本の如く見えてるので刺しやすさで言えば上レベルだと思うし、失敗された経験がない

 

彼女はこう言った

『わたしがへたくそで何回も刺して痛い思いをしてすみません

上手な先輩呼んできて変わってもらいます

本当にごめんなさい』

 

因みに点滴輸液はちょっとした栄養剤であり、入院から毎日入れられてるから僕自身は大分回復してきてるし、食事も間食できるほどに体力も回復している

あくまでも個人の主観ではあるが今日これを点滴しようがしまいが命に関わらないのはもちろん、それなりのクオリティで1日を送ることもできる

 

話を戻そう

僕はこう返した

『今日諦めるのは簡単だよ。でもそれじゃ君はいつ成長するんだい?

別に今日は抗がん剤いれるわけでもないし、針で刺された痛さなんてぶっちゃけ癌の痛みに比べれば大した事はない、

それよりも今日失敗したなぁって思いを作るのではなく、成功するまでやってみなよ

そのほうが、絶対今後の仕事に生きるから

苦労して得られた、【成功体験】は自分の自信に必ずつながるから、何回でもやってみな』

 

そんな訳で

右腕

4度目…チクッとしますよの声に不思議と全く痛くない

彼女は必死の顔をしているので黙って見ていると

 

 

入りました爆  笑爆  笑

 

全く痛くなかったよと伝えると嬉しそうな彼女

なんか良いことをしたと思いました笑

 

しかし、僕はかっこつけたくてこういう事をしたわけではありません

 

我々がん患者の生存率は年々上がっています

これは先人が様々なエビデンスを残していただき

様々な医療従事者ががんを研究し

つまりは医療者と患者の涙ぐましい努力が私の1日を作っていただいています。

もちろん家族友人の支えとかもありますが、

 

僕ができることなんて大した事ないですが、こんなんでもルーキー医療者に少しでも自信をつけていただき、明日への活力に繋がるのであれば嬉しいです。

 

そして

今まで刺した点滴で一番嬉しかったです。ありがとうございます

といわれたが

 

僕は罹患してから色んな苦しい事や悲しい事、不安な事

将来に悲観したり、夢や希望を諦めたりもしました

 

まだ自分が『ありがとう』と言われる存在である事に

感謝し、人一人の役に立てる事に喜び

この気持ちを忘れないようにしたいと思います。

終わり

 

 

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