トリック劇場版ラストステージ(2014年テレビ朝日・東宝) | 映画バカ一代~観らずに死ねるか~

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映画に関する想いのたけをぶちまけますね。辛口で行きます。たまに甘くなりますが。

仲間由紀恵と言えば『ごくせん』と『トリック』が代表作だが

『トリック』のTVシリーズ(2000年・2002年・2003年)から

ハマって観ていたが最終作である今作は観ていなかったが

たまたまCSで放送があったので観てみた。

ラストがどうなるのかも気になった。

 

 

 

あらすじ

日本科学技術大学教授の上田(阿部寛)は

村上商事でレアアース発掘担当社員加賀美(東山紀之)から

東南アジアのスンガイ共和国のムッシュム・ラー村に住む

発掘に反対する祈祷師ボノイズンミ(水原希子)を説得するように

依頼を受けるがボノイズンミの呪いをうけた村上商事の有田部長(石丸謙二郎)

の死を目撃し、その能力を密かに恐れた上田は

売れないマジシャンの山田奈緒子(仲間由紀恵)を同行しラー村に向かうが…

 

 

 

 

重要な点

シリーズを通して提監督の独特の世界観(とぼけたパロディ風)は健在。

一回観ただけではわからない細かい仕掛けも相変わらず楽しめる。

今作は最終作ということでラストが切ない展開になるが…

これ以上はネタバレになるので止めておく。

 

良かった点

ラストシーンの切ない展開とエピローグが深い余韻を与えてくれる。

同じ提監督の『ケイゾク』や『スペック』と違って超常現象は

ない展開の作品なので意味を考え去られた。

仲間由紀恵やはり今作が似合う。個人的にはまだまで続いて欲しい。

が2013年以降新作はないのでやはり完結したのだろう。

 

悪かった点

犯人が意外にわかりやすい点と謎解きが今までに比べて

スケールが小さかったのが残念。

脇を固める矢部謙三は最高でした。