仲間由紀恵と言えば『ごくせん』と『トリック』が代表作だが
『トリック』のTVシリーズ(2000年・2002年・2003年)から
ハマって観ていたが最終作である今作は観ていなかったが
たまたまCSで放送があったので観てみた。
ラストがどうなるのかも気になった。

あらすじ
日本科学技術大学教授の上田(阿部寛)は
村上商事でレアアース発掘担当社員加賀美(東山紀之)から
東南アジアのスンガイ共和国のムッシュム・ラー村に住む
発掘に反対する祈祷師ボノイズンミ(水原希子)を説得するように
依頼を受けるがボノイズンミの呪いをうけた村上商事の有田部長(石丸謙二郎)
の死を目撃し、その能力を密かに恐れた上田は
売れないマジシャンの山田奈緒子(仲間由紀恵)を同行しラー村に向かうが…
重要な点
シリーズを通して提監督の独特の世界観(とぼけたパロディ風)は健在。
一回観ただけではわからない細かい仕掛けも相変わらず楽しめる。
今作は最終作ということでラストが切ない展開になるが…
これ以上はネタバレになるので止めておく。
良かった点
ラストシーンの切ない展開とエピローグが深い余韻を与えてくれる。
同じ提監督の『ケイゾク』や『スペック』と違って超常現象は
ない展開の作品なので意味を考え去られた。
仲間由紀恵やはり今作が似合う。個人的にはまだまで続いて欲しい。
が2013年以降新作はないのでやはり完結したのだろう。
悪かった点
犯人が意外にわかりやすい点と謎解きが今までに比べて
スケールが小さかったのが残念。
脇を固める矢部謙三は最高でした。

