ソフィー・マルソーの三銃士(1994年フランス) | 映画バカ一代~観らずに死ねるか~

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映画に関する想いのたけをぶちまけますね。辛口で行きます。たまに甘くなりますが。

原作はアレキサンドル・デュマの『三銃士』。

じつは『三銃士』は大長編で映画等で有名な『三銃士』は

前半の部分であり、正確には『ダルタニアン物語』として

『三銃士』『二十年後』『ブラジュロンヌ子爵』という構成になっている。

因みにレオナルド・デカプリオ主演の『仮面の男』(1998年)の原作は

第三部の『ブラジュロンヌ子爵』で『鉄仮面』というタイトルでも知られている。

で今作はオリジナルストーリーであるが、『二十年後』から『ブラジュロンヌ子爵』

の間あたりが設定の舞台のようだ。

 

 

 

 

あらすじ

エロイーズ(ソフィー・マルソー)は銃士隊の英雄ダルタニアンの娘でプロヴァンスの修道院で暮らしている。

その修道院に黒人奴隷が逃げ込んだことから、謎の騎士団に修道院は襲われ、

黒人を匿って院長が殺されてしまう。『父を頼れ』との院長の遺言を受けたエロイーズは途中で知り合った

詩人のカンタン(ニコス・タヴェルニエ)とともにパリの父親(フィリップ・ノアレ)を訪ねるが…

 

重要な点

ソフィー・マルソー扮するエロイーズが大活躍する活劇だが、老三銃士

それぞれに見せ場と決め台詞があって楽しい。

仮面の男のメンバーに比べても見劣りしない名優陣だ。

 

良かった点

史劇ものでも流石はソフィー・マルソー。しっかりヌードを披露するのはご愛敬。

ストーリーも肩がこらない活劇モノなのも良い。

ラストのラスボスとの対決でもソフィーが素晴らしいアクションを披露している。

 

悪かった点

マゼラン枢機卿が清濁併せ吞む度量の人物のようで魅力的だった。