真昼の切り裂き魔(1984年新東宝) | 映画バカ一代~観らずに死ねるか~

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映画に関する想いのたけをぶちまけますね。辛口で行きます。たまに甘くなりますが。

滝田洋二郎監督(※『おくりびと』他)の若き日の傑作スリラー。

脚本は夢野史郎が担当。良質なサスペンススリラーを構成している。

 

 

 

あらすじ

雑誌記者の亜矢(織本かおる)はカメラマン(下元史朗)とともに

切り裂き魔の現場で写真を撮る。やがて編集部に送られた写真に

犯行が写っており、二人は写真を送った少年をマークするが…

 

重要な点

成人映画の縛りをクリアした上で良質なドラマを

撮る滝田監督が脚本の夢野史郎と組んで世に送り出した傑作。

お約束映画のオマージュを取り入れながら

斬新なカメラワークと演出で構成している。

 

良かった点

主演の織本かおるの勝気な演技は素晴らしい。

滝田監督高木治脚本の『連続暴姦』も素晴らしかったが

こちらも甲乙つけがたい演技であった。

 

悪かった点

ホラースリラー系が苦手な方にはあまりお勧めしません。