滝田洋二郎監督(※『おくりびと』他)の若き日の傑作スリラー。
脚本は夢野史郎が担当。良質なサスペンススリラーを構成している。
あらすじ
雑誌記者の亜矢(織本かおる)はカメラマン(下元史朗)とともに
切り裂き魔の現場で写真を撮る。やがて編集部に送られた写真に
犯行が写っており、二人は写真を送った少年をマークするが…
重要な点
成人映画の縛りをクリアした上で良質なドラマを
撮る滝田監督が脚本の夢野史郎と組んで世に送り出した傑作。
お約束映画のオマージュを取り入れながら
斬新なカメラワークと演出で構成している。
良かった点
主演の織本かおるの勝気な演技は素晴らしい。
滝田監督高木治脚本の『連続暴姦』も素晴らしかったが
こちらも甲乙つけがたい演技であった。
悪かった点
ホラースリラー系が苦手な方にはあまりお勧めしません。