網走番外地 望郷編(1965年東映) | 映画バカ一代~観らずに死ねるか~

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映画に関する想いのたけをぶちまけますね。辛口で行きます。たまに甘くなりますが。

網走番外地シリーズ3作目。

マンネリなんでなんのそのまだまだ突っ走ります。

監督・脚本は石井輝男。石井ワールド全開です。

 

 

 

 

 

あらすじ

母親の墓参りに故郷長崎を訪れた真一(高倉健)。

世話になった旭組の組長(嵐寛寿郎)は脳梗塞で倒れ半身不随。

真一の幼馴染で跡取りの猛(中谷一郎)は

旭組の縄張りを狙う安井組の襲撃を受けて入院中。

猛の妻ルミ子(桜町弘子)は真一に長崎に腰を据えて欲しいと話す。

そんな時旭組に大手からでかい仕事が入る。安井組の妨害を

ものともせず網走以来の仲間である大槻(田中邦衛)たちを助っ人に呼んでやり遂げる。

しかし安井(安部徹)の策略で旭組に危機が迫る。

 

重要な点

この辺りから設定が色々変化があるようで〈まあ毎回あるが(笑)〉

たしか真一には妹がいたはずと思いながら観たが出てこなかった。

今回は嵐寛が最初からでてくるので少し楽しみが減った気分だ。

殺し屋役の杉浦直樹が良かった。

 

良かった点

ハーフの孤児エイミーの絡みが後半色々展開するのかと思いきや

そこは割りとあっさりだった。桜町弘子は紅一点美しい。

始めは赤座美代子さんと間違えてしまった。

 

悪かった点

今回の敵の組織安井組の子分衆は小林稔侍や石橋蓮司などなど名前の知れた役者が

結構でていて楽しめた。

また、旭組の若衆の彰役の待田京介のぎらついた眼がすばらしかった。