300文字で描く世界 | 暫定決意表明

暫定決意表明

とりあえずてをだしたりやめたり決起したり。

文章書くのは割と好き。

大したことできないのに、ドキュメントは
それっぽいこと書くから、仕事もそれなりに
やれてる感じになってる(笑)

少ない文字数のスペースとかに
要点押さえて、的確な単語をチョイスして
制限ピッタリの文章書くのは快感だ。

そんなオイラにピッタリなもの見つけたので
さっそく応募した。

300文字小説

300文字。

当然だが400字詰原稿用紙一枚に満たない。
コレがいかに短いか。

実際に応募したのが以下

通勤ラッシュ前で乗客の少ない電車が駅に止まり、中年女性が乗り込んできた。

女性は、車内の1人の若い男性を見るなり、遠い景色を見るように額に手でひさしを作り、声を上げて男性に走り寄った。

「あら!ちょっと!ひっさしぶりねぇ!」

男性は女性を見て、驚きと喜びを忙しく交錯させた。

「わ!びっくりした!何年ぶりかなぁ!」

女性はひさしの下の目を細めて嬉しそうに頷く。
出勤中であろう男性が、軽装の女性に問う。

「〇〇さん、今何してるんですか?」

女性は反射的に答えた。

「今?眉毛描いてないから隠してるの!」

男性は相変わらずだといった感じで顔を緩ませ、女性は「状況」ではなく「近況」を聞かれたのだと気付き、顔を覆って笑った。


こんなかんじ。
※因みに上記は投稿後数ヶ月、何もないから落選かと


この制限の下、起承転結だけでなく、世界観やキャラクターの味を表現するのは思いの外、高度な技術が必要だ。

入選作を見て

「イケるだろ!」

とか思った自分を殴りたい。
脳が揺れる程に、アゴにキレイにいれてあげたい。


もうちょっと研究して、再チャレンジや!


challenge45
その2: 300文字小説