ある、休日のこと…
『 さぁ~て、今夜の、酒のつまみになるモノは、何かあるのかなぁ?』
…と 朝も早よから、冷蔵庫 チェ~ック!
『 どれ、どれ う~む なんだぁ… 豆腐くらいしか、ね~でゃんの 』
『 ま、いっか! んじゃ、長ねぎを刻んで、冷やっこ といくかぁ …』
『 それとも、粉をつけて、ごま油で焼いて、豆腐ステーキ でも …』
あッ ダメ
(◎_◎;)
私 : 『 うわぁ! びっくりしたぁ! 脅かすなよぉ 』
妻 : 「 その豆腐は、すてるヤツょ!」
私 : 『 へ? す、捨てるヤツ …て? 』
妻 : 「 ゴミの日が来るまで、冷蔵庫にしまってあるの!」
いやはや… うちの妻は、
以前、記事にした 妖怪発掘事件
を機に
『 冷蔵庫は、食べ物を永久的にそのまま保存できる魔法の箱 ではない!』
という事を、理解してくれたものと思いますが… どうも、最近では、
『 ゴミの保管庫として、超~便利に、ご愛用 』 なさっている様子です。
(あ! また、タッパー を買い足してるし…)
┐(´д`;)┌
はぁ~ また、近いうちに、完全防備で… 妖怪バスターズ 出動かぁ~?
まあ、とにかく、ビールも1缶しか残ってない事だし…
もとい!
その他の雑酒② も1缶しか残ってない事だし…
酒とつまみを買出しに、近くのスーパーへ 行くことにしました!
* * *
はて? 入り口に、何やら、山のように積み上げられた、モノが…
『 ん?こ、これは! 』
昭和の高度成長期時代に、幼少の頃を生きてきた、わたくしには
この上なく、そそられる、品々が、「これでもか!」 と、目の前に…
『 い、いけません! 』
フルーツの缶詰です!
パイナップル みかん 白桃 黄桃 チェリー …
思えば… 幼少のころの、わたくしにとって…
ウルトラ・スペシャル・デラックス な おやつ と言えば…
フルーツの缶詰を、ふんだんに使った 「フルーツポンチ」
それは、もう、特別な日の、究極の 贅沢おやつ でした。
親戚の集まり とか お友達のお誕生日パーティー とか
そ~ゆう時に、出される、魅惑の食べ物だったのです!
当時… フルーツの缶詰は、くだもの屋さんで買うものでした。
決して、安いシロモノではなかったものと、記憶しております。
めったに口にできないだけに… 子どもの頃、大好物でした!
その、フルーツ缶詰が、なんと、100円均一で、山積みに!
しかも、雑然と… よく見ると、へこんでる缶もあったりして…
( こらぁ 店長呼んで来ーい! フルーツ缶詰様に、こ、こんな
粗暴な扱いをしおって!わたくしの、お子様時代の 想い出を
踏みにじるつもり なのかぁ~! なのかぁ~ なのかぁ … )
気がつくと…
ガゴに、缶詰を いくつも突っ込んで、ニッコニコ顔で
レジに並んでいる自分が居ました!
つうことで、お子たちと一緒に
白玉だんご入りの、フルーツポンチを作ってみることに…
やはり、フルーツの缶詰は、冷た~ぁく 冷やしたほうが 宜しいですな!
子どもには、色々と、やらせてみましょう!
缶切りを使った 缶開け も、やらせてみました…
けっこう普通に開けてます!
『 白玉だんごも、君たちで、 作ってごらん!』
白玉粉に、少しずつ水を混ぜて… 耳たぶくらいの柔らかさになるように、こねてぇ
そしたら… 食べやすい大きさに丸めてぇ…
食紅があったので、半分は、赤いだんごに しちゃいました。
『 おおぉぉ~ 紅白のマーブルも作ったのかぁ 』
(まるで、ねんど細工を、しているように、楽しんでやってます!)
お湯が沸騰した鍋に、ポン!ポン!と入れます。
『白玉だんごを、ゆでる時はね… まん中を、すこし、へこませるんだよ!
そうすると、ゆで上がって、ふくらんだ時に形が良くなるんだぞぉ~!』
鍋で、プカ~っと、浮いてきたら、氷水にとり、冷やします。
よし、でけた!
フルーツポンチの場合は、やっぱり、ガラスの器に限るね!
うひょ~ぉ 涼しそうで… ほら、ほら… よだれが出そうでしょ?
…にしても 赤いだんごは、へこませすぎて、オバQのクチみたい!
私 『 ん? あらら? この、チェリーの缶、開けたの誰~? 』
次女 「 は~い! ねぇ ねぇ 上手に開けられたでしょ~? 」
私 『 んん… いや、ほら、この缶は、缶切を使わなくてもイイんだょ 』
ほら!
私 『 この缶は、パッカン!てするヤツだよ! もう! おおボケぇ~!』
次女 「 ええぇ~! んじゃぁ 最初っから 言ってよぉ~!
あ、パパ~ 写真撮ってる! ってことは、BLOG行きぃ~? 」
当然!
私 『 あり? そういえば… パパは、ビールを買いに行ったのに
フルーツの缶詰だけ、買って帰って来ちゃった! 』
次女 「 まったくぅ パパ こそ、ボケじゃぁ~ん! 」
( いや… そのとおり。 最近、めちゃめちゃ、健忘症です! )
でも… 今日も、我家は、平和である!