

3月は、いつものパターンを脱線して
「うそ日記」 書いてます!
でも、あながち、ウソではないかも?
…と思わせる そんな、近未来予想図です!
(最近、私の構想に、世間が追いついてきている!
早いとこ、発表しちゃわないと…)
第 4 回
2055年3月9日
天気:晴 気温:12℃
Episode2 箱型が消えた!
手作りのランドセルをもらった子供達は…
『 今度は、私が先生 ね♪』 とか言って、2人で交互に先生
役を演じたり… 生徒役になったり… はたまた、真っ赤な
ランドセルを背負っては、家の中を、ギャ~ギャ~騒いで、
走り回っている。 とっても、楽しそう!
んん… 昔も今も、子供は無邪気で
よろしいのぉぉ~!

思えば… この 「ごっつい」 箱型の 「ランドセル」 が姿を消
していったのは、私が中学生になって間もなくのことだったが…
う~む… ランドセルの歴史とは、いかなるものか?
ちょっと、調べてみた。
ランドセルの歴史。 それは…
おpapiおじいちゃんの時代よりも、更に100年以上昔、なんと、
幕末時代 まで、さかのぼる。
幕末のころ、洋式軍制が導入された際に、一緒に輸入された
「背のう」(布製の背負い袋)が、オランダ語で 「ランセル」
と言っていた。 これが 「ランドセル」 の語源になったらしい。
そして、明治初期… 大正天皇 が 学習院 に御入学される際
当時の総理大臣である伊藤博文が献上した特製のランドセル…
これが、いわゆる、革製で箱型のランドセルの始まりと云う。
その後… 昭和時代には、ランドセルが小学生用の通学カバン
として広く普及していったのだ。




私の記憶では… 箱型ランドセルは、2030年ころからは、
ほとんど見かけることがなくなった。
そもそも… なんで、 「重い・ごっつい・かっこ悪い・高価」
と言われる箱型ランドセルが、使用の強制 もされていない
のに、長きに渡り、使われ続けてきたのか…
『 みんなが、ランドセルだから…
仲間外れになりたくないから… 』 という暗黙の常識。
日本独特の 『 妙な慣習 』 も、原因のひとつだったろう…
それと、沢山の 重たい教科書 を詰め込んで運ぶには、
適した形をしていたこと、これが大きな理由だった。
しか~し、この、
小学生の通学様式に
『パラダイム・シフト』
が起きた! その、最大のきっかけ…
それは、教科書の電子化 である。
つづく