「デビルマンは二度殺す」



 久しぶりに文書を書き、意気揚々とアップしたものの、である。ちょっと調べてみると、単純な調査不足から不正確な箇所や、それに起因する解釈の誤りが散見された。なので、下記に補足します。


 Devilman Crybaby」はデビルマンの50周年を記念しての、マンガ原作の完全アニメ化作品、とのこと(細かな設定変更(現代化)はあるものの、基本的には原作と同じお話みたいです)。

 となると、あのディストピア感は原作のデビルマンに起因する事になる。

「デビルマンすご‼︎永井先生すご‼︎

ってな話である。

 ちなみに、あまりに過激な内容の為(なのかは分からないが)マンガ原作が結末までアニメ化されるのは初めてだそうだ。


 ただ、本作が「現代版ヒーローもの」の「終わりの始まり」である、という見解は変わらない。50年の時を経て復活したデビルマンがそれをなす、と考えると、より一層に意味深で興味深い。おそらくは元祖の「ヒーローもの」へのアンチテーゼであったデビルマンが、新時代の「現代版ヒーローもの」までをも終わらせるのである。「デビルマンは二度殺す」のである。


 あと、調べてみて面白い発見があったので、それも書こうと思う。

先の感想文で、無意識にベルセルクとコードギアスを登場させたのだが、調べたところ、本作と同じ脚本家の人が書いているらしい。

 その方の名は「大河内一楼」さん。

「何者や、凄すぎだろ!」

ベルセルクとコードギアス、どちらも今までに見たアニメの中でもトップクラスの激ヤバ作品だった。僕の感性に触れた作品に三度も登場するこの御方、今後も要チェックである。

 小説とかの場合は作者で選ぶことが多いのだけど、アニメの場合は完全にジャケットで選ぶので、こんなケースが起こりうるのですね。


Devilman Crybaby」は「終わりの始まり」だ!


 Netflixオリジナルのアニメ。原作をよく知らないので何とも言えないが、最近よく見かける「新時代版リメーク」的な位置付けなのだろう(キャラだけ使って、話は新しいよ、ってやつ)。

以降の感想はネタバレを含みますので、知りたくない人はご注意下さい。


 最近はよくアニメを観るのだが、最近観た中では群を抜いて暗く、観ていて辛い作品だった。記憶にある範囲では、ベルセルクなんかも同程度に、観ていて辛い系の作品だったが、絶望の中にも(希望の光はないにせよ)まだ先に進む道の様なものがあった。

 この作品については、一片の希望さえ見出せぬまま、完膚なきまでに「正義」は打ち砕かれて終幕となり、読後感(とは言わないか、観後感?)は最悪である。

 具体的には、ヒロインは「悪魔憎し」となった人間に八裂きにされて晒し者にされるし、主要キャラは漏れなく人間に殺される。「悪魔憎し」の風潮を焚きつけたのは、主人公(デビルマン)の無二の親友で、裏切られ、全てを失ったデビルマンは、かつての親友に最後の戦いを挑む。

 最終決戦では、デビルマンはアッサリと負けて死に、人類も滅び、荒野と化した地球には、狂気にかられたラスボスだけが残り、エンディングとなる。

書いていて笑いたくなる程に、悪の強大さ、人間の弱さ、醜悪さが徹底して描かれている。


 いわゆる「ヒーローもの」というのは、勧善懲悪が基本路線である。その基本路線においては、悪の強大さは、正義の強さを際立たせる為に使われる。「結局、最後は正義が勝つ」のである。


 正確にいつ頃かはわからないが、近年の「ヒーローもの」は、(アニメに限らず)前述の基本路線を踏襲しつつも、物語の造りに工夫が見られる事が多い。

 バットマンやX-MEN、コードギアス、東京喰種など挙げればきりがないが、正義と悪に加えて、「愚かな民衆」的なのが出てきて、構図が複雑になったり。悪側が丁寧に描かれて、悪に至った経緯が説明されることで、「そもそも善悪て明確なものなの?」という問いかけ的なものが提示されたり。

 基本路線に味付けをして、現実世界の複雑さや多様性を取り入れることで、物語に深みを持たせ、受け手がリアリティを感じやすくなる工夫がなされている。

 仮にこれらを「現代版ヒーローもの」と分類するとしよう。


 最近ではこの「現代版ヒーローもの」も出尽くしてしまい、食傷気味な感があった。天才サイコパスな敵キャラも、大衆の悪意に翻弄されながらも立ち向かうマイノリティー主人公も、「どこかで見たことあるわ」と感じるようになった。絵に描いたような「世の中の多様性」描写も、リアリティではなく、「よくあるリアルっぽい描写」と感じるようになってしまった。

 つまり、新しかったはずの「現代版ヒーローもの」が、汎用化・定型文化し、「お約束」の中に組み込まれてしまったのだと思う。

 エヴァンゲリオンも攻殻機動隊も、考えてみれば、20年以上前の作品になってしまった。当時は斬新で革命的だった世界観が、時の洗礼を受けて、ある種の「スタンダードナンバー」に組み入れられるだけの時間が経ったのだと思う。

 ざっくりとしたイメージでいうと、「現代版ヒーローもの」の概念は、90年代中盤~後半に先進的な作品から芽吹き、0年代の10年で充実し、10年代のこの7年で完成・定型化したのではないかと感じる。


 長々と書いたが、「Devilman Crybaby」は完成してしまった「現代版ヒーローものへのアンチテーゼ、決別」という意図を感じる、意欲的な作品だと思う。

 その視点で見ると、随所に「現代版ヒーローもの」的な要素が散りばめられ、ことごとくそれらが裏切られる。受け手は定型化した「新しさ」を裏切られ、不安、苦痛を感じる。歴史に名を残した作品に共通する要素を持ち合わせている、と思う。

 この作品が2017年、「10年代の終盤の最初の年」に出た意味は大きい。Netflixという新しいメディカルで、というのも意味深である。「新しさ」の終わりの始まり。後の世が「20年代の文化的豊穣の種となる作品」と評することを期待する。


{90967406-5E82-4CFE-BD85-0613F866D265}

皆さんこんばんは。

お久しぶりですね。

いかがお過ごしでしょうか?


僕の方は、あいも変わらず日々、呑んだくれています。

ただ、近況報告としては、ちとばかしさみしいですね、これじゃぁ。

そうですね、変わったことといえば…。

ダイエットに挑戦していますね、1ヶ月半くらい前からかな。

5キロくらい痩せましたが、それ以降は安定してしまって中々減らないですね。

減量の代償としては、最近は米も麺も食べていません。

朝方、無性に貪り食いたくなりますね。


後は、やっぱり呑み関連が多いですかね。

流しソーメンパーティーに呼んでいただいたり、

東京ドームのVIP席的なところでビュッフェに舌鼓を打ちながら野球観戦、に呼んでいただいたり、ゴールデン街の納涼祭で呑んだくれたり、

子供食堂というイベントのお手伝いをしたり、

知り合いの常連さんのバースデーライブに行ったり、

そこで計らずも感涙してしまったり。


うん、書いてみると盛り沢山でしたねこの夏は。

気心の知れた人たちとワイワイするのも、

新しい人と知り合っておしゃべりすのも、

総じて、楽しかったな。


と、このままだと「鈴木の夏の思ひ出」で終わってしまいますね。

なんたる退屈極まりないコンテンツ。


最近の面白かった出来事でも書きましょうか。


つい数日前のことですね。

通っていた美容師さんが辞めてしまったので、

新しい美容院に行ってきました、夜中の23時に。

「ミッドナイト美容院、イン歌舞伎町」

ってところでどうでしょうか?


まずは、そもそも何故、真夜中に美容院に行くという発想になったか、

について説明しますね。

美容院っていうとイメージ的には、

「お昼」、「休日に行くもの」って気がしませんか?

少なくとも僕はそう思っていました。

ただ、そんな僕のチャチな固定概念は、

友人から聞いた、ある哀しい出来事によって見事に覆されたのです。


僕の友人はこの前、飲み屋さんで知り合った女性とお食事に行ったんだそうです。

いわゆる初デートってやつですね。

当然、女日照りの僕の友人は気張ります。

事前にラインでのやり取りをし、その子が食べたいものをリサーチ!

結果、焼肉に決定。

歌舞伎町で美味しい(かつ、ちょっとオシャレでデート向けっぽい)焼肉屋さんをリザーブ!

ここまでは完璧ですね。


さて、いよいよ本番です。

20時、ドンキの前で待ち合わせ。

彼は事前に歌舞伎町入りし、ルノアールでガラナを飲みながら待機していたので、

スムーズに落ち合う。

そこからは、よく行くお店のこととか、軽快なお喋りをかましながらお店までエスコート。

無事、入店。

その後も、焼肉はすこぶる美味しく、楽しいひと時を過ごしました。

焼肉後、二件目のお店として、彼は自分の庭であるゴールデン街の、よく行くオシャレなバーに彼女を誘いました。

彼女も前々からゴールデン街で飲んでみたい、と言っていたので、自信満々に誘ったのです。


ところがその時、その時です!

突然に彼女は(彼の目を見ずに、携帯をポチりながら)さらっと言い放ったのです。

「いいけど、私、23時から美容院なんだ♪」

「え?」

その瞬間に、彼の完璧な計画は、脆くも、ガラガラと音を立てて、崩れ落ちたのでした。


凡庸な彼には、彼女のその発想は、あまりに斜め上を行き過ぎていました。

彼にとって美容院は、あくまで休日の昼に行くものでしかありませんでした。

焼肉を食べた後に突然に言われたという、そのタイミングもまた、彼には理解不能でした。

予約してるなら、事前に教えてくれれば良いのに、と。


「カリスマ美容師さんで、この時間しか予約取れなかったんだぁ♪」

と、彼女は(また彼の目を見ずに、携帯をポチりながら)言ったそうです。


その晩、彼は新宿の雑踏で酔いつぶれたとのことです(当然、独りぼっちで)。


この何とも哀しい、涙なしには聞けない、友人の失恋話を聞いた時、僕は思いました。

「歌舞伎町の美容院って、24時間営業なんだ。便利だな。」

と。

そして、彼へのレクイエムの意味も込めて、

彼女が予約したのと同じ23時に、

歌舞伎町の美容院を予約したのです。


と、友人の哀しい話を書いていたら、ついつい力がこもってしまい、長くなってしまいました。

つい我が事の様に思われて…、いや、あくまで友人の話ですからね、友人の…。

いやぁ、彼にはこの辛い経験を乗り越えて、幸せになって欲しいものですな…。


僕が行った美容院自体が色々と香ばしくて面白かったので、

この話を書こうと思ったのですが…。

それはまたの機会に書くとしましょう。


ではまた、

オパーリン


皆さんこんにちは〜
いかがお過ごしでしょうか。

僕は痔が寛解し、飲兵衛ライフのリハビリ中です。
この日記も、リハビリがてらに近況をつらつらと書き連ねようと思います。

昨日は、夜勤明け、よく飲むお店の店員さんがやっている美容院で髪を切りました。

普段はカウンターでお酒を作ってくれる人が、髪を切ってくれる。

不思議で面白い感覚ですね。


さっぱりと男前になった後は、あまり降りたことのない高円寺の街をブラブラ。

美容師さんが教えてくれた中華屋さんで昼食。

ご年配の夫婦がやっている昔ながらの中華屋さん、キクラゲを激推ししていて、あらゆるメニューにキクラゲが入っています。

キクラゲ生姜焼き定食をいただく。美味なり。


腹も膨れて、寝惚け眼で駅に向かう途中、素敵なスーツが目に付いて、衝動買い。

月末に結婚式の二次会にお誘い頂いているので、

その時に着て行こう。

おあつらえなり。


さて今日は、最近疲れが溜まっているのでマッサージを受けようと思い、行きつけのお店に電話。

が、いつもの整体師さんがお休みとのこと。

涙ながらに電話を切るも、転んだからといって、タダで起き上がる私ではない。

前に飲み屋で知り合った整体師さんの名刺が財布に入っていたのを思い出し、引っ張り出して電話。

これまた普段は行くことのない表参道に趣き。

施術して貰いました。

どうやら凄腕の整体師さんであり、

極楽浄土でありました。

施術中は色んな飲み屋さんを教えて貰いました。

流石は飲兵衛。


いずれも、自らが能動性を発揮しなければ、

起きることのなかったであろう出会いですね。

この数珠繋ぎ感、人生を切り開いている感、最近のマイブームだなぁ。

そういや、随分と前には飲み屋でヨガの先生と知り合って、ヨガをやりに行ったなぁ。


今宵もよき酒と、

よきひと時のあらんことを願いつつ、

歌舞伎町のルノアールで雨宿り。


一茶、

なんちゃって。


ではまた。


オパーリン

{83FE8F94-5CEC-419F-B14A-E94C787BC45F}


えー、皆さんこんにちは。
いかがお過ごしでしょうか?

昨日は沢山の方々から誕生日のお祝いのメッセージを頂き、
家族とささやかながらも楽しい晩餐の時を過ごし、
無事に29歳を迎えられたことに感謝しました。
とても幸せでした。
その間に着々と病魔の影が忍び寄っているとはつゆ知らず…。

そして、開けて29歳2日目。
僕は今、自宅のベッドに横になっています。
個人事業主になってから初の病欠。
厄年じゃねえか!

実のところ、先週半ばくらいから、体調の異変には気がついていたのです。
身体のとある箇所が、
「なんか痛いなー」
くらいな感じで。

が、昨晩あたりから鈍い痛みが激痛に変わり、
座れない、仰向けに寝れない、
という状態に。

横向きに寝る、ウトウトする、寝返りをして仰向けになる、絶叫!この無限ループ…。
結局、一睡も出来ぬまま、気づけば雀がチュンチュンと鳴いています。

仕方なく職場に病欠連絡をして病院に。

告げられた病名は左臀部皮下膿瘍。
通称、痔。

「おー、これはデカイな!直径5センチはあるよ!薬じゃ無理かもな!切ろうか?切ろうか!」
と、ファンキーなお爺ちゃん先生に患部を突かれる度、絶叫する僕。
何度も触るな!
恥辱、ここに極まれり。
痛みと怒りと情けなさで、涙が出ました。

切ると最低でも数日は風呂に入れない、との事。結局、お爺ちゃん先生をなだめすかし、金曜日までは薬を飲んで様子を見ることに。

「やってみないと分かんないけどね。いやー、ここまで大きいと、切らないとダメかもね。いや分からないけどね。五分五分だけどね。でも、私の見立てだと、五分五分の量りの針はちょっと傾いてますね、切る方に!まあ、でも、私は貴方の意思を尊重しますよ!」

ちょっと残念そうなお爺ちゃん先生。
ケツの谷の暴れん坊よ、どうか金曜日までに治ってくれ、と切に願う僕。
処方された抗生剤を飲むが、今のところ一向に治らない激痛。
三つ巴のせめぎ合い。

それにしても、座れないということが日常生活や仕事に及ぼす影響の甚大さを痛感します。

あ、写真は病院帰りにホームセンターで購入した逸品。気安目程度の効果しかありませんが、これ使うと短時間であれば、なんとか座れます。

皆さんも健康にはくれぐれも気をつけて下さいね!

ではまた!

オパーリン

{17D0565D-37C5-4DDA-B325-5C21FD8B4BE9}