『あれ?髪切った?』
ダーリンがお食事をしているとき、メリーを見て言いました。
メリーは美容院に行ったのですが、時間がなくて前髪だけ切ってもらいました。
カラーリングだけでタイムリミットになってしまったんです。
前髪を1~2cm程切りました。
目にかかるぐらい伸びていました。
『気のせいか?切ってないのかな?』
「切ったよ~。前髪だけ。」
『あ、やっぱり?』
「よくわかったね。前髪だけなのに。」
『いつもと顔が違うなと思って・・・』
「え?違う?」
『うん。ちょっと切っただけも変わるもんだね。』
「そんなに変わった?」
『うん。いいよ。すごくいい感じ・・「かわいくなった?」
なかなか好印象のようで、ダーリンはとっても満足している様子なので、
ダーリンの気持ちを代弁してあげました。
だって
かわいくなったよって
今にも言ってくれそうだったんだもん。
でも
言葉を濁したから・・・
「かわいい?」
再度、確認するメリー。
夜遅く帰ってきたダーリンは一人だけでお食事をしています。
キッチンにいたメリーはダーリンに近づいて、覗き込みました。
ほら、よく見て。
かわいくなったんでしょう?
ダーリンはメリーから目を逸らし俯いています。
「遠慮しなくていいよ。かわいくなったって言っていいよ。」
モグモグご飯を食べています。
口元が緩んでいます。
「かわいくなってるんでしょう?」
口元を緩ませながら、俯いてモグモグお食事をしているダーリン。
「いいんだよ?素直にかわいいって、言っていいんだよ?」
俯いたままダーリンは言いました。
『食事中にその話はやめよう。』
「どうして?食事中でも言えるでしょう?ね、どうなの?」
上目遣いにメリーを見て・・・・
『しょーくーじーちゅーう!今、僕は食事中なんだよ。』
だから何?
かわいいって言いたくない理由になってないよ!
かわいいって言ってくれるまで、ここを離れないからね!
『今日はすっごくお腹が空いてるんだよ。お願いだからご飯食べさせて。』
さすがのダーリンも苦笑いが隠せないようでした。
ちょっと調子に乗りすぎちゃったかな?
でへへ。
失礼いたしました。