一人リレー小説日記 -2ページ目

2月20日日曜日

日曜日。大多数の男女は、映画を見たり買い物したりして、
二人の時間を楽しむのだろう。
だが、シゲルは違った。

起きてしばらくテレビを見ていると、マンションの呼び鈴が
鳴るではないか。普段は取らないが、暇なのでインターホンに出てみた。
水道局のほうからやってきたという、青そうな若者であった。

「水道水の調査をさせてください」
 そう若者は言った。だからシゲルは答えてやるのである。

「いや、僕は水道使っていませんので。お引取りください」

水道を使用していない。
その言葉に、若者は黙って去っていった。

水道を使用せず、どうやって生きているのか。
数時間前、風呂にはどうやって入ったのか。

シゲルはしばし、考えを巡らしたのである。


続く

2月20日夜3時

時は午前3時。その男の名はシゲル。こんな時間にパソコンに向かい、
インターネットなんかをやっている。

眠い。しかしまだ、風呂にも入っていないのだ。
そちらの問題から解決して、睡眠という問題に取り掛からなければならない。

シゲルは頭を掻いて、今すべきことを考えた。そして呟く。
「そうだ。ラーメンを食べよう」


続く