2008年の美里祭りは、東京ビッグサイトで行われた。1曲目は思わぬ「東京生活」。へー、という始まり方なのだった。嬉しかったのは久しぶりに「バースデー」が聴けたことだった。大阪公演の「ラプソディー・イン・大阪」では「ランナー」が嬉しかった。それから、これは絶対に勘違いではないと信じているのだけれど、『夏が来た』で「♪もう友達じゃない君がいる」の箇所で、私が美里の方を指さすと、美里もまっすぐ私の方を見て指さしていた。キタ━(゚∀゚)━!、みたいな感触。この経験は、後にも先にもこの1回だけである。もちろん美里は何げなく指した場所に私がいたというだけなのだろうが、こちらとしては違うのだ。
この年に新しくはじめたのは、コンクールの審査である。春から新学期がはじまり、夏にはコンクールの審査と美里のライブ、秋から論文を書き始め、というリズムがその後数年間続くことになる。ピアノ、研究、そして美里という3点セットが私の生活の中心となるのだった。
