茨城県住みます芸人『オスペンギン』の山中崇敬です。

スマホを使ってます。

このスマホは2年ぐらい使ってます。

なんだか最近、フリーズしたり、いきなり電源が落ちたりする事があります。

そんなスマホを使ってます。

スマホ、TwitterやらFacebookやら、その他調べものなど、とても便利です。

そんなスマホで最近、とある掲示板の、山中がよく知らない誰かへの誹謗中傷を見たりしました。

ちょっと知ってる人への誹謗中傷も見ました。

本当か嘘かもわからないけど、とても誹謗中傷されてて、なんだか面白く感じました。

特定の人への誹謗中傷。

顔も名前も明かさないから出来ることです。

うへー!とか、ひゃー!とか、そんなふうに思いながら見てました。

誉めたり擁護したりするのが1割くらいで、残りの9割は誹謗中傷。

そして誹謗中傷した人への誹謗中傷。

誹謗中傷した人を擁護したら、擁護した人への誹謗中傷。

擁護した人への誹謗中傷を誹謗中傷。

誹謗中傷誹謗中傷誹謗中傷。

もう、誹謗中傷がしたくてたまらん人達の掲示板でした。

誹謗中傷する人も他人事、見てる山中も他人事。

だから面白がれたんだと思います。

ずっと誹謗中傷を見てると、よく知らないはずの誹謗中傷の対象が、少しずつムカついてきたりしました。

暗示的なものだと思います。

ムカついてきた相手への誹謗中傷は、より山中を面白く感じさせました。

そんな面白い誹謗中傷を見ていたら、いきなりスマホの電源が落ちました。

もう慣れているので、驚きもせず、腹もたちませんでした。

電源が落ちて真っ黒になった画面には、鏡みたいに自分の顔が映ってました。

山中は驚くほど薄汚れた顔をしていました。

ありえないぐらい薄汚れた顔でした。

いつの間にか、他人への誹謗中傷を、そんな顔で見てたんです。

気持ち悪くなったので、その掲示板を、もう見ないことにしました。

見ないことにしてみたら、とてもスッキリした気分になりました。

そして、なんとなく自分のプロフィール写真を見てみたら、さっきの薄汚れた顔と、ほとんど変わらない山中がいました。

山中、もともとそんな顔だったみたいです。

入念に洗顔しても、やっぱりそんな顔でした。



洗っても
薄汚れても
顔は顔
(詠み人・仁石井 詠一)