こんばんは。

 

今日は私が今までに食事指導をした中から

食事に関する勘違い事例を紹介します。

 

宝石赤プラス1600キロカロリー食べてた人びっくり叫び

糖尿病と診断されて、開業医で「1600キロカロリーの献立例」という本本を買わされたAさん。

 

その本を見て、その通りに調理していたのですが・・・・

なななんと!!

今までの食事にプラスして1600キロカロリーを食べていたポーン叫び!

 

アンビリーバブル~~~ガーン叫び

 

お年寄りだと こういう勘違いもあるんですねー滝汗ガーン

 

これが、究極の最高の勘違い事例だけど、それ以外にも色々とあります。

 

 

宝石赤お腹を壊していても野菜は食べないとビックリマークと繊維の多い野菜をいっぱい食べていた人

 

野菜は1日350g以上食べましょう!と言われるからと、

お腹を壊している時も野菜を一生懸命食べていた人がいました。

 

繊維の多いゴボウやレンコンもせっせと食べて「腹痛が治まらない」と・・・ガーン

 

繊維の多いものは胃腸の負担になるからねー。

お腹を壊したときは、消化の良いものを食べてお腹を休めてあげないとねー

 

宝石赤タンパク質は穀類にも含まれてるよ~

 

最近、「お年寄りはもっとタンパク質を摂りましょう!」ということがよく言われています。

 

それを若い人も同様に考えて、一生懸命タンパク質を摂っている人が多くなりました。

しかし、若い世代では タンパク質を摂り過ぎている人も少なくないのです。

 

お年寄りは、「もう お漬物とお茶漬けでいいわ」とか

「おにぎりだけでイイおにぎり」などと言う 穀類ONLYの食の細い人も多いからね。

タンパク質が不足している人も少なくありません。

 

でも若い人は、お肉がないとダメ~~~ステーキという人も多いよね。

お肉を1食500gくらいペロリと食べると言う人も少なくない。

 

「自分が食べたタンパク質は計算してるけど、なかなか60gも摂れない」と言っている人がいたので

食事記録を付けて頂いて 見せて貰うと・・・・

 

十分に摂れてるやん!むしろ摂り過ぎ!という例も、時々あります。

 

話をよく聞くと、タンパク質食品のみでタンパク質量を計算していたという例が多い・・・・

うお座鳥牛豚🥚

 

しかし

タンパク質は肉や魚や卵や大豆・大豆製品だけではなく、穀物にも含まれています

牛乳や乳製品にも含まれているし、微量ながらも野菜にも含まれています。

 

これらを計算に入れないで、肉や魚や卵や大豆・大豆製品だけで計算したんじゃ、

そりゃあ、なかなか60gに届かないかも・・・・

 

例えば

ご飯300g(茶碗2杯)のタンパク質量は7.6g

食パン6枚切り1枚:5.6g

牛乳200cc(コップ1杯)

6.6g

とうもろこし2分の1本:2.7g

豆苗60g:2.9g

 

ささみ80gのタンパク質量は

19.7g

卵1個:6.8g

あじ70g:13.8g

納豆1パック(40g):6.6g

 

ねっウインク

タンパク質食品だけじゃ60gに満たないけど

穀類や牛乳も計算したら60gを超えるでしょ!?

 

成人女性が1日に摂るタンパク質量は

標準体重の1.2倍くらいがGOODビックリマーク

 

私の場合は、60gくらい。

 

成人女性の目安は

肉や魚は自分の手の平くらいの大きさ&厚さ!

肉60~80g、魚80g(1切れくらい)です。

卵は1個、

豆腐なら100g、豆腐の代わりに納豆なら1パックです。

 

宝石緑タンパク質って摂り過ぎたらダメなのはてなマーク

たっぷり食べた方がイイんじゃないのはてなマークと言う声をよく聞きます。

 

これも「過ぎたるは猶及ばざるが如し」のことわざの通りです。

 

タンパク質も摂り過ぎるのはNGビックリマーク

 

宝石緑タンパク質を摂り過ぎると・・・・

 

糖質や脂肪と違って、タンパク質は「貯めておこう」ができません

1食で代謝できるタンパク質量は、成人女性の場合20gくらいです。

 

摂り過ぎると、何とかして排泄しようとするので腎臓に負担がかかります。

また、タンパク質はカルシウムと仲良しなので、尿として排泄されるときに

カルシウムも一緒に連れて排泄されてしまうのです。

すると、カルシウムが骨に届かずに骨粗しょう症の一因となることも

 

そして、体はタンパク質の処理に掛かりきりになってしまうので、

その間、脂肪や糖質の処理がお留守になってしまいます

つまり、太りやすい体質を作ることにも繋がってしまうのです。

 

 

タンパク質の摂り過ぎは

・腎臓に負担がかかる

・カルシウムが排泄されて、骨粗しょう症を招くことも

・脂肪や糖質の代謝が後回しになってしまう。

ということに・・・

 

 

アスリートでSLEになった患者さんと医師の会話も紹介します。

右下矢印

アスリート君:「タンパク質は1日どれくらいまで摂ってもイイですか?」

「プロテインはダメですか?」

医師:「プロテインは腎臓に負担がかかるから、止めて欲しいなあ。アスリートとは言え、タンパク質は1日90gを超えないで欲しい」

 

腎臓が悪い人は、タンパク質を制限することもあるので

膠原病で腎臓に問題がある人は、自己判断での食事改善はNGですよビックリマーク

 

まずは、自分の食事の何が不足していて何が足りないか、

栄養士に食事記録を見てもらうのが一番いいんだけどねー

 

クリニックには栄養士がいない所が大半だし、大きな病院でも栄養指導を受ける人はごく一部の患者さんだけだからねー

保健所の栄養相談の日を利用するとかしないと

なかなか、食事指導を受ける機会はないとは思うけど・・・

 

私が有料で、食事診断&食事のアドバイスなど

しようかしらね~

フフフ・・・・