ちょっといい話だと私は思うのだけど、コブクロ がらみの話なので
コブクロ嫌いな人はスルーしてくださいね。
NHKから、ソチオリンピックのテーマ曲を作ってほしいと依頼されたコブクロ。
「今咲き誇る花たちよ」という曲が完成して、先日スケートリンクの上で披露しました。
優しいけど強い、強いけど優しい。そんな曲だと思います。
そして昨日の朝、どんな想いでこの曲を作ったのか、ということを聞かれて
そのとき、小渕君がこんなことを言ってたんです。
「涙」
という字には 「戻る」 という字が入っている。
涙は自分に戻るために、自分を取り戻すために流すのかな?と思った。
この曲を作るにあたって、過去のオリンピックの映像を何度もいっぱいいっぱい見たそうです。
その中で涙を流すシーンもたくさんあって、そのときに、そう思ったそうです。
(真央ちゃんや高橋君が泣いてるシーンが画面に)
自分を取り戻すために流す「 涙 」なら、泣いたっていいじゃないか!
涙を拭わなくてもいいじゃないか。 って思った。と話してました。
その想いが多分
それでも こぼれる涙は もう拭わないでいい
本当の自分に戻ってまた 立ち上がればいい
というフレーズになったんだろうな。
私も、今まで何十回や何百回じゃすまないくらい、いっぱいいっぱい
涙 という字を見てきたし、書いてきたけど
そんなことにはぜんぜん気づかなかった。
さんずいへん+戻る=涙
涙は自分を取り戻すために流すもの。
自分に戻るための涙なら、流れるままでいいじゃないか!
そう聞いたとき、涙が流れた。
そのとき、小渕君のとなりの黒田君(193センチのほうね)が
「でも、ソチはめっちゃ寒いらしいから、涙が凍って顔がパリパリになるんちゃう?
早く拭いたほうが・・・」って、言うから、
思わず吹いたわ
病気のときもは痛い検査で泣いたり、つらくて泣いたり、不安になって泣いたりもしたけど
涙 は 自分に戻るために 流す。
ちょっといい言葉だな とおもいました。